伝え方が9割
むかしから自覚している自分の弱点なんですが
口数が多い割に言葉にスマートさがないという点です
印象深いワンフレーズを生み出す力がない分
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式で会話をしてしまう傾向が強いわけです
筆者はコピーライター
いわばワンフレーズで人を惹きつけるのがお仕事
糸井重里さんに代表されるコピーライターという職種は
ひと言にその人のセンスを感じてしまいます
本書を読んでそのコツをちゃっかり頂けたらと思い読んでみました
まず読んでよかったと思うのは
印象に残るフレーズはその人の才能だと思ってたら
意外にそうではなくて
筆者も最初はセンスあふれるフレーズを考え付くことはなかったというから驚き
そして努力と経験の積み重ねで印象深いフレーズの法則性を見つけ出したそうです
ザックリいうと「サプライズ法」「ギャップ法」「赤裸々法」「リピート法」「クライマックス法」と
5つの法則性を解説されています
これを一つずつご説明するとネタバレになりますので控えますが
才能がなくてもこれらの法則を理解し
使う練習をすれば誰にでもできるという
とても都合のいい代物です
しかもそれぞれの法則がさほど難しいものではないので
意識して使う習慣がつけばそれなりに格好がつきそうな気がします
これはありがたい本ですね
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