復帰までのコントロール
ケガをして復帰するまでのプロセスにおいて
事態を難しくさせる原因は医療関係者と選手と指導者の思惑の違いでしょう
医師・治療家・トレーナーの立場としては
しっかり治してから復帰させたいと思う一方
選手も試合に出たい
指導者も早く復帰してチームに貢献してほしい
そういった意識の方向性の違いが復帰時期について差異が生じてしまいます
そして当然のことながら選手本人や指導者は医療の専門家ではありません
さらに小中学生の場合指導者の意見が大きなウェイトを占めることになります
ケガの種類や程度に関してはそれぞれのケースで千差万別なんですが
どうしても指導者の過去の経験で判断してしまうと
乏しい判断材料の中で当てはめて考えがちになります
過去トレーニングジャーナルやスポーツメディスンでも
類似のテーマが取り上げられてきましたが
今回は医療関係者からの視点でこれらの問題点を考察します
結局いつもポイントになるのはそれぞれの立場の人たちの連携と意思疎通
これらの具体的な方法論が紹介されています
最近増えた連載記事を楽しみにしているのですが
面白かったのは「耳の役割」
ページいっぱいの絵とともに解説されているのが
とても分かりやすかったです
言語だけで伝えるよりも視覚に訴える方がはるかに効果的だというのがよくわかります
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