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2020/09/02

靱帯

Dsc_0010

筋肉はたんぱく質を主成分で伸縮性があるんですが

靱帯は軟骨と同じようなコラーゲンが主な成分ですから

ほとんど伸縮性がありません

筋肉が動くことを目的とするのに対し

靱帯は関節をほぼ固定する安定性を目的とするのですから

あまり動いてもらっては困るわけです

 

しかし柔軟性のなさゆえに過度な衝撃に対しもろい面を持ちます

急激に強い力がかかると靱帯が伸びることもあるのですが

本当は伸びているのではなく組織の一部が損傷しているのです

骨折よりも厄介なのは完治が難しく

治ったと思っていても全く元通りになっていないことが往々にしてあります

 

靱帯の損傷はスポーツでは多く

捻挫・肘痛・膝痛など靱帯に問題があるケースが少なくありません

交通事故などでムチウチもありますが

これも靱帯の問題となります

こういったケガの場合長期的にみれば

治ったと思っていても症状がでることもあり

非常に厄介です

 

野球のピッチャーの投球障害で肘を痛めることがありますが

日本の場合小中学生がトミージョン手術を受けるケースが相当数あるそうで

むしろプロ野球の選手よりも子供の方が数が多いというのは驚きです

もちろん難治性の障害ですので

才能のある子供たちが将来的にプレーできなくなる場合もあると聞きます

近年高校野球で投球数の規制が入りましたが

問題はもっと手前にあるようです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

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