息がしづらい
毎年、秋になるとしっかりと呼吸ができないという方が来られます
もちろん呼吸困難というレベルではなく
あくまでももう少しのところで息が吸えない
そして最後まで息がはけないというモヤモヤした状態なんです
命に係わる次元ではないものの本人にとってはけっこうなストレス
そしてその状態が何日も続けば不安になってくるようです
私自身もそういった経験がありますが
気持ちのいいものではありません
施術するとハッキリ身体に特徴がでます
まずは横隔膜の緊張
そしてそこから胸郭の硬さにつながります
横隔膜は息を吸うときに収縮して肺に空気を入れます
そして胸郭を伸縮して息を吸ったり吐いたりできるわけです
これらが硬くなり十分な動きを確保できないと呼吸は浅くなります
こういった現象は単に横隔膜や胸郭の筋肉の問題ではなく
自律神経の乱れに誘発される現象ですので
アプローチの仕方もまずそちらの方からやっていかないと
横隔膜も胸郭も緩むものではありません
手順の重要性を改めて感じます
夏場に比べ涼しくなったものの
昼間の気温はまだまだ高く
朝型の気温とのギャップは最も大きくなる時期でもあり
台風シーズンということもあり
気圧の変化も激しいタイミングが増えてきます
寝るときは少し暑くても
明け方になれば肌寒く感じます
いくら気を付けても温度変化はどうしようもありません
気持ちのいい秋の天気も意外と体に障ることがあります
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