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2020/08/31

怒り

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怒り ティック・ナット・ハン

私が怒り狂っているわけではなくそういう本です

「怒り」という感情は誰もが持ち合わせています

私もかつては瞬間湯沸かし器みたいなところがあって

けっこうカッカしやすい気性でした

今でも潜在的にそういった気質は変わってないかもしれませんが

年を取るごとに上手くごまかせるようになったのかもしれません

 

上手く回れば怒りもモチベーションになり

頑張れることも多々あったわけですが

実際はしんどいわけでして

中には怒りという感情で身体を壊すこともあります

怒りが腰痛の原因にもなりうるということで

臨床心理学が活躍される場面もあります

 

本書も怒りという感情を否定しているわけではなく

自然発生する怒りとどう付き合うかが中心的問題としています

逆に無理して怒りを抑えた方が精神衛生上よろしくないように思います

 

筆者は僧侶でありマインドフルネスに従って

怒りの中にある本質的なものを見出し

自分の怒りがいったいどういう状態から起きているのかを理解することで

必要以上に怒りに飲み込まれ呪縛を受け心の自由を失うことから逃れようとします

「怒り」そのものではなくその前提となる本人の問題にスポットを当てているところに

発想の深さを感じずにはいられません

「悟り」「理解」「洞察」

そういった要素を自分と怒りの対象に当てはめて考えれば

自然とその状況を受け入れることができるようです

 

ケンカをしたとしても相手が何を考えてそうしたのか?

自分の立場から考えることはできても

相手が何を思っているかまで洞察できる人は多くはありません

端的に言えば相手に対する無知が怒りを大きなものにしているともいえそうです

 

やはり仏教的なお説教と言ってしまえばそれだけの話ですが

理にかなった着眼点は納得せざるを得ません

「感謝は能力である」という一節がありましたが

全体を見渡すことができて初めて有難いと思えるということ

「有難いの反対語は何か?」というありがちな問いもありますが

まさに全体を悟って初めてそうあることが難いと感じることができ

感謝の念が生まれるということになります

感謝できることはまさに能力です

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

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