水泳選手にかかる負荷
今月の特集は「水泳選手にかかる負荷」
健康管理を目的とした水泳とは違い競技になれば
運動強度も跳ね上がりケガにつながることがあるようです
陸上での運動とは異なり足腰に体重がかからない競技特性は
逆に陸上でのトレーニングが得意ではない選手がいるそうで
そういわれてみれば納得がいきます
また陸上でのトレーニング以外では
体幹のエネルギーを四肢に伝えるプロセスで
マルアライメントが破綻をきたすことで障害が発生するようです
水中という独特の環境における問題点に対し
様々な角度からの考察が紹介されています
最近は特集だけではなく連載記事が充実していますが
「肘の靱帯と筋の付着部について」という記事では
尺側側副靱帯と浅指屈筋についての考察があります
ここでは靱帯や筋肉に個体差があり
それぞれのタイプの違いにより障害の発生も変わってくるということが紹介されていました
よく骨格系のパーツは個人差があることは耳にしますが
教科書通りの理解ではこのような現実は受け入れがたい部分もあります
それでも臨床ではこういった個人差も可能性として留保しておくことの必要性を感じました
| 固定リンク
コメント