最強の野菜スープ
レシピ本のようでレシピ本ではありません
この本を基にしたレシピ本は同じシリーズで他にあるようです
ビタミンCは熱に弱いってどこかで聞いて
加熱しない方がいいんだなと思ってました
だからサラダがベストの食べ方だと思ってたら
それはとんでもない間違いだったようです
この本にも解説がありますが
確かにビタミン単体だとか熱に弱く
30分ほどの加熱で消失してしまうそうです
ところがこれは実験室で試験管でのお話
現実にはビタミンは細胞の中にあり
野菜を生で食べたところで細胞壁に阻まれ
あまり摂取できないだそうです
だからお気楽に生野菜を食べたらヘルシーなんて言えないようです
だから細胞壁を壊して摂取しやすいようにする
そのための野菜スープなんだそうです
抗酸化作用はビタミンの専売特許ではありません
ファイトケミカルやグルタチオンなんかも野菜から採らなければなりません
ちなみにグルタチオンは二日酔いにも効くそうで
よこしまな目的でパセリを植えたのを思い出しました
筆者は料理研究家ではなく抗がん剤の研究開発者
抗がん剤を開発していくうえで副作用のない
ガン細胞だけを標的にする薬を開発されているそうです
その中で着目したのが野菜の抗酸化力
本文中で驚いたのは
なぜ野菜はガンにならないか?という疑問
我々素人だったら当たり前だと思って疑問にも思わない疑問に対し
真剣に取り組んだ結果野菜スープががんの予防には最も効果があるという結論に達したわけです
数年前からべジブロスを作るようになり
野菜スープの良さを何となくは知っていたわけですが
本書を読んで確信するものがありました
ちょこっとだけレシピも載ってます
何ならネットで調べればいくらでも野菜スープのレシピは見つかります
でもその前に野菜スープの秘めた実力を知っておいたら
余計に美味しくいただけるように思います
さっそくウチにある野菜で作ってみました
冷蔵庫で冷やしたので冷たくて美味しいです
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