糖尿病はグルカゴンの反乱だった
昨日の常識は、今日の非常識
こんなことなんて世間にはいくらでもあります
糖尿病といえばインスリンが上手く働けず血糖値が上がりコントロールできなくなる病気
そういう認識でしたがその定説もひっくり返りそうな感じです
タイトルの通りグルカゴンという血糖値を上昇させるホルモンが
暴走することこそが糖尿病の本質的な問題だったというのが本書のテーマ
インスリンが血糖値を抑制するものでグルカゴンが血糖値を上昇させるもの
いわば拮抗関係にあるわけですが
今までの定説ではインスリンに問題があるということだと考えられてきたのですが
どうやらインスリンに問題があるのではなくグルカゴンというホルモンに問題があり
インスリンが不足していてもグルカゴンが正常に働けば
血糖値は急上昇しないということもわかっているそうです
私の場合門外漢なので難しいことはわかりませんので
詳しいことはこの本をお読みになってください
むしろ毎日欠かさず酒を飲む私にとって
そろそろ気になる病気の一つでもあり
なんとか予防できないかというところで読んだわけです
で、グルカゴンの反乱を抑えるためには
GLP-1という物質が必要でGLP-1の分泌を高めるのは
短鎖脂肪酸や胆汁酸なんだそうです
そのためにご飯にもち麦を入れるようになりました
福島刑務所では麦飯(臭い飯)を食べている受刑者の
血糖値が安定しているということも聞き及びます
先日ご紹介したブラジルナッツも糖尿病予防にはいろいろ効果的な栄養素が含まれていると聞き
試しているところであります
実は去年から自宅ではビールも飲まなくなりましたし
日本酒もほとんど飲まなくなりました
よわい60を迎え身体のことを気遣う今日この頃です
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