疲労を取る
私の仕事は痛みを取ることだけではありません
けっこう多いのは疲労回復を目的で来られる方
疲労というと働いてくたくたになっていうところなんですが
これって肉体疲労なんですが
イメージ的には労働で身体を使って
運動器系が疲れている感じがするんですが
実はそうではなくほとんどの疲労は脳の疲労だと言われています
とりわけ自律神経系の疲労が最も多いそうです
これは私が言ってるんではなく
過労死の研究をされた大阪市立大学教授の梶本修身先生の本に書いてあったことなんです
考えてみればスポーツや筋トレのように激しい運動をする仕事ってほとんどありません
むしろ座りっぱなしでパソコンを扱う人の方がへんな疲労感があるものです
逆に適度にスポーツをした方が爽快感があって
逆に疲れが取れることもあります
これは疲労の大きな要素は筋肉の疲れではなく
自律神経の疲労であることを知りました
だから私の施術はかなり自律神経を意識したやり方になっています
アプローチするのも自律神経と関わり合いのあるところを狙います
「そこってツボなんですか?」と言われたりすることもありますが
自律神経に関わり合いのあることろを触ったら
すごく疲れているのでよく効いている感じがするだけなんです
疲れを取るという作業はとても重要な要素なんですが
それには「疲労」というものがどういうメカニズムで起こるのかも
ある程度知っておかないと結果につながらないということだと思います
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