股関節がみるみるゆるむすごい腰割り体操
今年に入ってから筋トレ中心の運動メニューに変えました
その中でも三本柱バックランジ・スクワット・アブローラーなんですが
スクワットは普通のやり方ではなく腰割りのスクワットをやってます
それで思い出したのが元・一ノ矢さん
10年くらい前に何冊か本を読ませていただきましたが
この方はかなり高度というか専門的なお話が多いにもかかわらず
すごくわかりやすい書き方をされているのでずいぶんはまったものです
最近相撲の立ち合いみたいなスクワットをやるにあたって
もう一度筆者の考え方を勉強してみたいと思って読んでみました
毎回そうなんですが本書でも目からうろこのお話がたくさんありました
野球の投球動作やバレーボールのサーブやスパイクなど
肩甲骨と腕が一つにつながり
もっともパワーを発揮できるゼロポジションという概念がありますが
腰割りも股関節のゼロポジションだと説かれます
空手の四股立ちもそうですが全方位に最も大きなパワーを出せる股関節のポジショニングです
こういう発想は読んでいてドキドキします
力を使ってそういった姿勢をするのではなく
いかに脱力して腰割りをするかという秘訣もご披露
女性が高齢になってくると尿漏れをしやすくなりますが
骨盤底筋の力が弱ってくるとそういうコントロールが難しくなるのが原因ですが
軽い腰割りの体操でそれを防ぐことができるという指摘もあります
これは本当に納得のいく説明です
私にとってもいろいろな気づきがありました
筆者の本には度會先生や安田登さんらすごいお人が頻繁に登場しますが
そのやり取りも見どころの一つです
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