本音で話すは武器になる
普段から言いたい放題で人様に不快感を与えることが日常の私が
今更、こんな本を読んでどうなるんだとも思いました
でも読んでみて本音を語ることの素晴らしさと同時に
本音を言う下地や方法論が書かれた本書に出会ってよかったと思います
誰だって本音で語り合えればいいのですが
軋轢も起こりうるから、それを避けるために
建前の話をしたがるわけでして
ただ人と人がきちんと分かり合えるようになるためには
本音を言うことは不可欠なんですが
そこから起こるであろう軋轢を別の次元のものとして
わけて考えられた筆者の発想には脱帽です
その方法論を論ずることなく
本音を言えば揉めるという固定観念は捨てるべきで
本音の言い方や相手の考え方を察知し尊重したうえでの本音になれば
受け取る方も変わってきます
正直安っぽいHow to本かもしれないと予想はしていましたが
何の何の一本も二本も筋が通っています
しっかりとした哲学がある上に存在する方法論は
もはやHow toとは別の代物になっています
大仰に言えば理想的なコミュニケーションが
この本に記されているとも言えそうです
いい勉強をさせていただきました
実践できるところは実践していきたいです
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