硬さの質
身体を触りながらお話するのはその人がどういう状態かについて
「冷えてますね」とか「疲れてますね」とか「弱ってますね」
こういう表現をよく使います
「冷えてますね」というのが一番多いでしょうか?
たいていの方は身体を触って体温の低さを言われたのだと考えられるのですが
実際のところ筋肉の硬さの質で状況判断をします
「冷えている」という状態はもちろん体温が低いのですが
私にとって重要なのは「冷えている」=「血流が悪い」という発想
身体によくない痛みなどの症状の多くは血流の悪さがもたらしたものであるケースが多いわけで
その時の筋肉の硬さは独特の硬さを示します
「疲労」が原因の硬さでも運動などによる疲労と
仕事などでの慢性疲労ではこれも硬さの質が異なります
疲れてなくても老化であったり衰弱している場合の硬さもまた異なります
実際のところこれは私の手が感じる違いであって
なかなか言語にして表現するのが困難なので割愛しますが
それぞれの触ったときの感触は異なります
これこそがレントゲンやMRIなどがない私の武器なのかもしれません
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