一歩一路
先日神戸でお目にかかったとき
著者の中村淳子先生からいただいた本です
「中村淳子の四文字造語」とありますが
ここで紹介される四文字熟語は既存のそれではなく
すべて淳子先生がお造りになられたものです
既存の言葉を解説するのも大変なものですが
自分で作られた言葉を深く掘り下げて解説されるのは膨大な知識と深淵なる知恵がなくてはできるはずもありません
70もの言葉の一つ一つに含蓄がありその重みを感じずにいられませんが
すべての言葉に自然の摂理や人生訓や哲学が礎となって生まれたものと感じました
上っ面のHow toではなく人が生きるための真理がそこにあります
学び、実践、感謝など心を大切にされる生き方をなさってこられた積み重ねの言葉だと確信します
肝に銘じたい言葉がたくさんありましたが
最も心に残ったひとつをご紹介します
無知撞着
物事には
高さがあり 深さがある
幅があり 長さがある
前と後ろがあり 大小 七色
無限の科学がある
知っているつもりでも
知りつくしてはいない
何もかも 知らないづくし
だから 自惚れないで
人間の仕組みを学び
自分を 自分の立場を学び
人と共感して築く知恵力を学ぶ
読むのは簡単ではありますが
実践できるかどうかは私次第
自分のものにしたい言葉がたくさんあります
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