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2019/09/05

治せる治療家になれ

Sq213

月刊スポーツメディスン213

今月の特集は「治せる治療家(セラピスト)になれ」

 

いや~耳の痛いタイトルです

一応私も分類上セラピストということにはありますが

ちょっと私らとはレベルが違いすぎてお話にならないというのが正直なところ

もっともこちらの「セラピスト」は「フィジカルセラピスト」

つまり理学療法士のお話なんで私らはその対象外

 

それでも治すための課題がいくつも紹介されています

動作分析はやはりPT(フィジカルセラピスト)の十八番

こういう勉強を私ももっとしないといけないんですよね

 

今回の特集で一番興味を持ったのは筋膜について

特集記事ではあえて「fascia」と英語表記

ここに大きな問題があります

日本における不幸は「fascia」を「筋膜」と訳してしまったことにあります

本来「fascia」は「膜」全般を指します

そこを筋肉限定でスタートした日本の「筋膜」の概念は

それ以外のものを入れなかったことに過ちがあったのではないでしょうか?

今ある筋膜リリースって表層の筋膜にストレッチをかけるのがフツウですが

「fascia」ならもっと違うアプローチもあってしかるべきだと感じています

もちろん今までの筋膜リリースも海外からきたものですが

世界的に「fascia」のとらえ方が変わりつつあるということかもしれません

 

内臓の膜もあれば骨にもコラーゲン線維の骨膜があります

この辺りを考えてこの特集では「fascia」と表記されています

しかしエコーを使いfasciaを見るなんて初めて知りました

すごく進んでいるんですね

 

 

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