「心理戦」で絶対に負けない本
ネタ拾いのために購入
誰もが他人を思い通りに操れたらいいというのは
口に出して言わなくても内心では思っているでしょう
サブタイトルが「敵を見抜く・引き込む・操るテクニック」
まさに他人を意のままにする心理テクニックがたくさん紹介されています
汚い言い方をすれば騙し方のテクニックとも言えますが
どちらかといえば騙す方よりも騙されている方が多いことに気づきます
以前似たような本で「影響力の武器」という本を読みましたが
こちらは国家対国民であったり大企業対従業員みたいな
大きい枠組みでのテクニックが紹介されていましたが
本書では個人対個人のテクニックが多いようです
いわば私たちの身近な生活の中にある心理を操るテクニックがいっぱいあります
テレビコマーシャルの手法やテレビショッピングの手口
果ては押し売りや風俗のボッタクリに至るまでプロならではのやり口が分析されています
相手の心に取り入るテクニックやプロファイリングで相手を分析する方法まで
ありとあらゆる心理戦に打ち勝つ方法が満載
面白いのは最後の最後でこの本をちょっと読んだからといって簡単にできるものではないと
ビシッと釘をさしています
それもそのはず高等テクニックであるからこそ騙されるのですが
そこまでに至るにはそれなりの修行が必要なわけです
むしろこの本が役に立つのは自分が騙される場面で
ここで紹介されていたテクニックを思い出してせいぜい騙されないようにすることでしょう
人間正直が一番
でもただのお人好しでは生きてはいけません
抜け目のない正直者が理想的かもしれません
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