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2019/07/29

足根管症候群

もっと勉強しないといけません

この間来られた方が「足根管症候群」と病院で診断されたそうです

お恥ずかしい話ですが今まで聞いたことのない症状でした

手根管症候群なら何度か扱ったことがありますけど

足根管症候群というのは聞き初めです

 

いい加減なこともできませんので

しばらく時間をいただいてネットで調べたみたら

手根管症候群に似たことが足で起きているということで

病院の医師からも手根管症候群に比べると滅多にない症状だと言われたそうです

 

とりあえず患部を触ってみると脛骨と距骨、距骨と踵骨、距骨と舟状骨の

それぞれの関節部分に触圧痛がありました

そこから距骨のマルアライメント(歪み)が原因であると推測

この付近を走る長趾屈筋・後脛骨筋・長母指屈筋をカウンターストレインで弛緩

これで一通り圧痛が取れたので後は距骨の変位を修正して一件落着

 

とても興味深かったのはここ数年足関節(足首)の可動性に注目していて

足関節の底屈・背屈の可動性が減少している人は漠然と体調が悪いと感じていました

もちろんエビデンスのかけらもないお話しです

その件に関して距骨の変位に原因があるのではないかとにらんでいたわけですが

今回、距骨をニュートラルの位置の戻した途端

足関節の可動域も戻り足根管症候群の痛みも全部とれました

 

問題が解決したのもよかったですが

距骨の存在が益々面白くなってきました

いろんな意味でいい勉強になりました

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

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