腰椎圧迫骨折
たまに骨粗鬆症だから腰が痛いと言われる方もいますが
基本的に骨密度が低いから腰痛になることはありません
骨粗鬆症の一番の問題点は骨折のリスクです
だから骨粗鬆症が関係してくるのは腰椎圧迫骨折なんかが一番怖いわけです
もちろん骨折しているわけですから私らの出番はありません
以前私の母親が元気だったころ突然腰痛を訴え
何度か施術したのですがまったく反応はなく
これは病院に行った方がいいと判断し
レントゲンを撮ってもらうとやっぱり圧迫骨折でした
我々の仕事には施術してはいけない人を見抜くことも含まれます
いい加減な希望的観測でそのうち治ると思っていたら迷惑なことです
だから「違うな」と感じたら速やかに病院に行くよう促します
そしてもう一つのポイントは骨折が治ってから
治ったからメデタシメデタシというわけではありません
考えてみたらどうして圧迫骨折をしてしまったかという問題
骨粗鬆症で腰椎が脆くなっていたのも現実ですが
たいていそういう方は周辺筋肉が拘縮してしまい
腰椎を圧縮するような力が加わっているものです
だから私らの出番があるとすれば骨折が治った後に
固まった筋肉を弛緩することにあります
もちろんそういう方は決まって運動不足による筋肉の弱体化も大きな要素となっていますので
運動療法を促すのも重要な事項です
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