転倒
ことあるごとに歩くことをお勧めしていますが
その時に絶対避けないといけないことは転倒です
まあ、言われてみれば当たり前のことなんですが
最近の傾向を見ると転んで膝を擦りむくというレベルのお話しではなくて
「転倒死」の問題が近年話題になっています
転んで亡くなる方が年々増加していて
2017年では9673人の方が転倒死されています
交通事故で亡くなった方の約2倍というから驚きの数字
お亡くなりになった方はほとんどが65歳以上なんだそうです
考えてみれば若い方が転んで死ぬということはイメージしづらいでしょう
ところが高齢者は筋力が衰え不安定である上に
反応も遅いので防ぎきれず致命傷を負うようです
先日もウチに来られたご高齢の男性が道で転んだとおっしゃってましたが
身体を支える役割をする筋肉が衰えているようでした
誰もがそうそう転倒する機会などないはずですから
若いころのイメージしかなくて状態の深刻さに気付いてないようです
2年前にも私の父親がフラフラっとなって突然転倒したこともあります
時間をかけてリハビリしましたので筋力も戻ってきたようですが
それでもやっぱり歩き方が心もとない感じがします
誰だって転ぶことは予測できませんが
歩くときにふらつくようでしたら迷わず杖などを使用することをお勧めしています
健康のために歩いていただきたいのですが
それで転倒したら意味がありません
| 固定リンク
コメント