全身やります
腰痛館での施術は基本的に全身をみます
もちろん例外もありますが
部分的な施術で何度か失敗をしたことがあるので
用心深くなって特別な事情がない限り全身やるようになりました
オープンして間もないころ膝が痛い方には膝
腰が痛い方には腰、肩こりのひどい方には肩と
集中してやることもあったのですが
腰だけ痛いからということで集中的に腰だけをやったら
翌日に首が回らなくなったり
肩こりがひどいので肩だけやったら
翌日に歩けなくなったとか
右だけやったら左に痛みが移ったというのが何度もありました
こういうケースは痛みが移転したわけではなく
元から悪かったのに症状が出ている一番悪いところだけやって
二番手や三番手の悪いところに施術しなかったのがその理由です
多くのケースでは一番悪いところ一箇所だけ痛みを感じ
二番手、三番手はまったく気にならないというのが多く
私が触っていればそのことにも気づくんですが
スルーしてしまうとそういったところが見過ごされることになり
翌日に発症してしまうわけです
考えてみれば人の身体って疲れでも老化でも
一カ所だけということはありません
少なくともその周辺は一蓮托生で弱っているものです
だから言われていないところで一通り触ってみて初めて
その方の身体の全貌が明らかになり
そこから始めて施術方針が決まるのです
受けられている方にすれば関係ないところを触る時間があれば
もっと患部を触ってほしいという気持ちにもなるでしょうが
後のことを考えたらやっぱり全身触っておいた方が間違いありません
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