運動はやればやるほど…?
毎日のように来られた方に運動を促しています
アホの一つ覚えみたいに20分のウォーキングとラジオ体操をお勧めしています
それでもたいていの方はお話しだけ聞いておやりにならないのも承知してます
ところが中に実践してくださる方もいて
数年後身体にどういう変化がもたらされるかを私も楽しみにしています
ただその中にも物足りなくて運動量を増やしたり激しい運動に変えていく方もいます
ある程度でしたら差し支えないのですが
激し過ぎる運動をなさる方もたまにいます
運動がなぜ身体にいいのか?
それを考えてみるのも面白いのですが
実は運動をすると活性酸素が発生します
活性酸素は老化を早めると言われています
だから一次的には運動は老化を促進する一種の毒みたいなものです
ところが人間の身体は上手くできていて
活性酸素が増えるとミトコンドリアが活性酸素の耐性を持ち
コントロールする能力が高まるんだそうです
私もこの辺は専門家ではありませんので精一杯受け売りの知識でご説明しますが
いわば活性酸素という毒を少量体内に入れることで
逆にミトコンドリアが鍛えられるという図式になります
ホルミシスというのは微量の毒を体内に入れると
逆に有益な作用をもたらすという現象をいいます
運動も本質的には毒みたいなものですが
それによって活性酸素のコントロール能力が高まるということなんだそうです
だから激し過ぎる運動になると活性酸素も少量とはいえなくなり
身体を老化させてしまう毒として本来の働きをしてしまうわけです
努力すればするほどいいことがある
子供のころからそんな風に教わってきましたが
実際のところ加減は大事
過ぎたるは猶及ばざるが如し
このことわざも覚えておいていただきたいものです
| 固定リンク
コメント