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2019/02/27

運動と労働

このブログでは一貫して適度な運動をお勧めしています
施術が終わってからその後の生活にも運動習慣をつけていただくようにアドバイスしています

そういうお話をしていると何人かに一人は
「かなり働いているから運動量は少なくない」
このようなことをおっしゃる方がいます

確かに一日中働いているとかなり疲れますし
カロリーを消費していることは間違いありません

でも私は運動と労働はまったく違うものだと考えています
家事も含めた労働も広い意味では運動だといえますが
多くの労働は身体を大きく動かすことはせず
むしろ一定の範囲内で小さな動きしかしていないケースの方が多く
「筋肉の伸縮」という点から見れば小さな運動がほとんどです

手足や体幹を大きく動かすことはまれです
例えばラジオ体操なんかだと大きく身体を動かしますから
筋肉の伸び縮みが大きいのでポンプ作用で血液の循環がよくなります
だからイメージとは逆に疲れが取れやすいという要素もあります
家事やお仕事だと一定の姿勢で一定の小さな動きが多いので
偏った筋肉が長時間収縮したままになることもあり
血流が悪くなることも多いわけで疲れはたまる一方

アクティブレストという言葉があります
疲れているときに軽い運動をすると血流がよくなり
老廃物なども取り除かれますから疲れが取れやすいというものです

一日働いてクタクタになりもう動くのがイヤ
こんな感覚は誰にでもあることですが
そのままバタンキューでお休みになるより
ウォーキングであったりラジオ体操であったりストレッチをやっておけば
翌日に持ち越す疲れが減る(なくなる)ということ

私自身も毎日身体を動かしているおかげで
翌日に疲れが抜けていないということはなくなりました
運動習慣がなかった20年くらい前だと
朝起きたときに身体が重く朝一から疲れ切った状態だったのを覚えています
現在の快適な朝とは雲泥の差です

疲れ切ったからご飯を食べて早く寝たいというのはよくわかりますが
翌日の朝のことを考えたら軽く運動してからお休みになった方が
いい眠りといい起き抜けを得ることができますよ


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