腰痛と喫煙
タバコをやめて11年になろうとしています
平成20年2月29日からタバコをやめましたので
うるう年が来ればその日のことを思い出します
東海大学医学部教授の川田浩志先生のアドバイスや励ましのおかげで
わりとあっさりやめることができました
辞めたからこそはっきりとわかるのは
タバコを吸っていたとき美味しいだとか気持ちがよかったとかの
メリットってほとんどなかったのが正直なところ
お酒を飲んだときのタバコが気持ちよかった
ずっと我慢していた後のタバコがうまかったとかの経験はありました
でも思い起こせば圧倒的になにも特別いいことがないときの方が多かったです
タバコを吸ってよかったと思うのはせいぜい一箱に一回くらいの割合だったかもしれません
9割以上は惰性で吸ってただけで
逆に風邪などで咳が止まらないときでもタバコがやめられず
苦しい想いをしながらタバコを吸わずにいられない
二日酔いで気持ちの悪い時にでもタバコを吸って気持ち悪さが倍増した
そんなイヤなときも印象に残ってます
タバコがやめられなかったのはただのニコチン中毒であって
薬物中毒の中の一つに陥っていただけのことだったんです
最近知ったのはタバコと腰痛の関係が明らかになっていたこと
日本整形外科学会が発行している「腰痛ガイドライン」にも
腰痛による入院の危険因子に喫煙が挙げられています
実際にそういう研究データもあるそうです
私の場合タバコをやめる以前にひどい腰痛が治っていたので
喫煙と腰痛との因果関係に気づきませんでしたが
逆に言えば腰痛に悩まされていたときは喫煙してたわけですから
あらためてタバコをやめてよかったと感じています
嗜好品ですから本人の好き好きの問題です
私は口うるさく人様にタバコをやめろなんて言うつもりはありません
ただ腰痛でお悩みの方でタバコを吸われている方がいれば
禁煙という方法で腰痛を改善するという方法もあるんじゃないかと思う次第です
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