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2019/02/01

倦怠感

整体を受けに来られる方の多くはどこかに痛みがあってこられます
骨折や打撲などの外傷性であれば常識的に病院に行かれますので
まあ、だいたいの場合は機能障害が原因の痛みとなります
腰痛なんかは手術を要するようなものを除いて機能障害であることが多いです

ところが痛みはないけどなんとなくしんどいという場合もあります
いわゆる「倦怠感」という場合
倦怠感が強い場合何らかの病気が原因があります
風邪やインフルエンザでも強い倦怠感がある時も少なくありませんが
うつやパニック障害でも倦怠感はあります
糖尿病や肝炎が原因のときもあります

私らから見れば得体の知れない症状なのでうかつに安請け合いできない場合もあります
原因が特定できない場合は病院で受診することをお勧めする場合も念頭に置いておくべきところ

以前に強い倦怠感があり病院で検査をしてもらったが
結局原因がわからずそのまま帰ってきたという方がいました

こういう場合は身体を触って原因を探る必要があります
一通り触って気になったのは肋骨周辺の硬さで弾力性がありません
これでは呼吸も浅くなり息苦しい感じがします

私の経験では肋骨周りの硬さは
緊張した横隔膜からもたらされる場合が多く
下部肋骨からみぞおちあたりまでが固まったようになっていました

こんな状態は病気とはまた少し違うので
検査をしても何も出てこなかったのでしょう

私のアプローチは先に直接患部を触ることはしませんので
下腿から腹部にアプローチして
その後に横隔膜をリリースしたのちに
肋骨から胸椎の可動性を取り戻すことができたので倦怠感は取れたようです

結局、寒さから自律神経が乱れ内臓機能が低下したことが
一番の原因ではないかと推測しました
聞けばやはり倦怠感とともに便秘をあったそうです

寒い時期はどこにどんな症状が出るかわかりづらいこともあります
冷えというのは意外に怖いものです


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