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2019/02/28

捻じれない膝

いきなりわけのわからないタイトルでごめんなさい
膝は伸展屈曲をする関節です
ところがご存知の方も少ないでしょうが
ほんのわずかだけ回旋運動を見せます

専門的にはスクリューホームムーブメントといって
膝が最終伸展位(膝が一番伸びたとき)に下腿部が外旋します
これは骨格の形状であったり前十字靭帯に引っ張られることで起きる現象です

ごくわずかな捻じれではありますが
スクリューホームムーブメントには重大な意義があり
最後に捻じれることで大腿骨と脛骨がカチッとはまるような状態になり
いわば一本の棒のような感じになります
こうなることで膝関節が安定し
筋力をさほど使うことなく立位を保つことができます
膝にとってはすごく楽な体勢だと言えます

ところが困ったことにスクリューホームムーブメントができない人がいます
何が原因かといえばハムストリングが拘縮することで
内旋・外旋のそれぞれの方向に張力がかかり
スクリューホームムーブメントの妨げになります
さらにひどくなると最終伸展そのものができなくなる場合もあります

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この最後のひと捻りがなくなると
膝関節の安定性を失うことで
筋肉には不要な労力がかかることで疲れやすくなります
歩行や立位は日常生活でもよくあることなので
そういう状態が何年か続けばいずれ膝にトラブルが発生します

現実問題として膝にトラブルを抱えて来られる方の多くは
このわずかな捻じれがありません

またスクリューホームムーブメントは前十字靭帯の保護という機能も担いますので
前十字靭帯にも負担がかかります

多くの方の膝痛は特別な事故よりも
何もしていないのに痛み出すケースの方が多いです
実は膝の中では何もしていないようで好ましくない状態が長く続き
最終的に痛み出すというのがプロセスです

実はこのお話しって他人事ではなく
近頃私の膝も怪しくなってきたみたいなんです
数年前はきれいにスクリューホームムーブメントができたのに
久々にやってみたら中途半端な感じになってきました

原因はジョギングを続けたことでハムストリングが拘縮してきたことだと思います
このまま放置するのは危険なので
年末くらいから前屈のストレッチを欠かさずやっています

まあ、たいていハムストリングの疲労を放置していたのが原因ですから
気長にストレッチをしていれば何とかなるだろうと思います

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2019/02/27

運動と労働

このブログでは一貫して適度な運動をお勧めしています
施術が終わってからその後の生活にも運動習慣をつけていただくようにアドバイスしています

そういうお話をしていると何人かに一人は
「かなり働いているから運動量は少なくない」
このようなことをおっしゃる方がいます

確かに一日中働いているとかなり疲れますし
カロリーを消費していることは間違いありません

でも私は運動と労働はまったく違うものだと考えています
家事も含めた労働も広い意味では運動だといえますが
多くの労働は身体を大きく動かすことはせず
むしろ一定の範囲内で小さな動きしかしていないケースの方が多く
「筋肉の伸縮」という点から見れば小さな運動がほとんどです

手足や体幹を大きく動かすことはまれです
例えばラジオ体操なんかだと大きく身体を動かしますから
筋肉の伸び縮みが大きいのでポンプ作用で血液の循環がよくなります
だからイメージとは逆に疲れが取れやすいという要素もあります
家事やお仕事だと一定の姿勢で一定の小さな動きが多いので
偏った筋肉が長時間収縮したままになることもあり
血流が悪くなることも多いわけで疲れはたまる一方

アクティブレストという言葉があります
疲れているときに軽い運動をすると血流がよくなり
老廃物なども取り除かれますから疲れが取れやすいというものです

一日働いてクタクタになりもう動くのがイヤ
こんな感覚は誰にでもあることですが
そのままバタンキューでお休みになるより
ウォーキングであったりラジオ体操であったりストレッチをやっておけば
翌日に持ち越す疲れが減る(なくなる)ということ

私自身も毎日身体を動かしているおかげで
翌日に疲れが抜けていないということはなくなりました
運動習慣がなかった20年くらい前だと
朝起きたときに身体が重く朝一から疲れ切った状態だったのを覚えています
現在の快適な朝とは雲泥の差です

疲れ切ったからご飯を食べて早く寝たいというのはよくわかりますが
翌日の朝のことを考えたら軽く運動してからお休みになった方が
いい眠りといい起き抜けを得ることができますよ


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2019/02/26

着るものに困る

20日の水曜日あたりから急に暖かくなってきました
それでも間に突然寒い日があって三寒四温が始まったのがわかります
一昨日はのぼせたり汗をかいたりで
昨日は少し薄着にしてみました

しかし身体は真冬の着衣に慣れ切っていますので
微妙な寒さが身に沁みます
そうかといって16℃まで気温が上がる日に
いくらなんでも厚着はできないのでそれで過ごしました

いずれまた寒い日がやってくるので
そのときは厚着に逆戻りすることでしょう

今年は半月分くらい暖かくなるのが早いように思います
まだまだ油断していると風邪をひきそうでけっこう気を使います


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2019/02/25

原因がわからない腰痛

腰痛と一口に言ってもいろいろな種類があります
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折などなど
数え上げたらキリがないほど種類があります

ところがこういった原因や状態がハッキリわかる腰痛って
全体の15%程度だと言われています
驚くべきは残りの85%が非特異性腰痛といって原因が特定できない腰痛なんだそうです

これはどういうことかといえば
病院の検査で確証を得られるタイプの腰痛が少ないということです
多くの場合レントゲンを撮りますがこれでわかるのは骨折の場合
骨の隙間である程度分かることもありますが
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を特定するにはMRIやCTが必要です
また内臓疾患が原因の腰痛もありますが
これに関してはそれぞれの検査法でわかります

ところが現実問題として
筋力低下や冷えや心理的要因などは
画像所見やその他の検査でははっきりわかりません

当然病院ではいい加減な憶測・推測では診断されませんので
ある程度雰囲気はわかっていても証拠がない限りはっきりしたことは言えません
それゆえに原因がわからない腰痛が85%にも上るのだろうと思います

整体なんかでもそれぞれの考えでいろいろな原因を主張します
私がギョウーカイに入ったころは背骨の歪みを指摘する人も数多くいました
その後筋拘縮が原因だとしたり最近では筋膜に注目するのが流行りみたいになっています
今ごろでは心理的要因も注目されていますし
加齢に伴って生じる骨格筋量と骨格筋力の低下を言うサルコペニアも
腰痛の原因として説得力があります
もっと言えば雨が降っただけでも腰痛になる人はいます

この手の話を言い出すと限りなくあるのではないでしょうか?
そしてそれぞれの手技療法家は自分の主張する考え方が原因であるとしますが
私個人の考え方は腰痛の原因が一つである必要はなく
それぞれの方に複数の原因があって運悪く腰痛が発症すると考えています
どうも一元的な考え方に陥ると他の要素を否定したり見逃したりする可能性もありますので
できるだけ多元的な発想を心がけています

わからないことの方が多い症状である腰痛に対し
1つの論理ですべて片付けようとすると見逃してしまうこともあるでしょうし
私がこの世界に入ってからも新しい考え方が次々登場し
それらがまた説得力があって信じるに値するものが多かったからです

現実問題として運動不足や老化現象で体力が低下し
代謝が減り冷えやすくなっている人は
同時に運動機能も低下し自分の身体を支えることに余裕がなくなるのが普通です
体力が落ちると内臓機能も低下し腰痛の原因となることもあり
内臓機能が低下しお腹が冷えると腹圧も下がると背骨に負担が集中します
そうなると骨格のアライメントもなくなってくるはずです

ザット考えただけでも同時進行で多くの原因が混在することは
毎日の施術でも感じ取れます

わからないことは多いですが
少なくとも単純化して一つの要素に絞って考えるのは問題があるように思います


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2019/02/24

The First Quarter Moon

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The First Quarter Moon 鞴座

去年初めてライブを楽しんだ鞴座のお二人がリリースされたアルバムです
イーリアンパイプやティンホイッスルなどを担当される金子鉄心さんと
アコーディオニストの藤沢祥衣さんのユニットです

イーリアンパイプって楽器はそのときに初めて知ったんですけど
バグパイプに似た楽器ですがふいごで音を出すんだそうです

お二方の奏でるアイリッシュ音楽は陽気な奥底にある物悲しさを感じます
スコットランドの音楽のような勇壮な印象はあまり感じません
音楽自体の光と影が誰にでもある人間らしさみたいな部分に染み込んできます

お二方のお人柄なんでしょうか?
優しくも温かな音色が心地よく響きます
ほっこりしてしまう音楽です


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2019/02/23

サラダ巻き

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この冬寿司を作るのがマイブーム
カンタン酢なんて便利なものがあるので
酢飯を作るのも比較的簡単

海苔巻きも何度かチャレンジしたので
だんだんコツがわかってきました

今回はツナマヨ・玉子焼き・カニカマ・キュウリが具材
やるごとに手際が良くなってきました


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2019/02/22

調べる

洗濯機の具合がずっと悪く
ここ1~2年ほどは一回の洗濯に90分程度かかりました
購入して10年ほどになりますがそろそろ寿命かと思い
新しい洗濯機の購入も考えてました

ふと思いついてネットで調べてみたら
給水の時間がかかる場合は洗濯機側のホースを外して
網に汚れが付着して目詰まりを起こしているとありました

書かれたとおりに外してみていみると
網目が見えないほど水垢のような汚れがビッシリ
ブラシできれいにするとあっさりとなおりました

ひと昔前だと業者の方に来ていただくか
新しいのに買い替えてしまうかのどちらかだったんですが
ネットの普及で簡単に調べることができるような時代になってきました

毎日作る食事もたいていネットでレシピを調べていろいろなものに挑戦してますし
年末には自分で換気扇の取り換えをしたり
仕事でも日常生活でもネットで情報収集することで
今までできなかったことや知らなかったことが簡単にできるようになりました

21世紀になってからパソコンやスマホが普及して
ずいぶん生活が変わったもんだと改めて感心しました
情報を活用する生活はとても快適です


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2019/02/21

花粉症のタイプ

花粉症で困ってらっしゃる方を見かけるようになってきました
春が近づいてきたなと他人事のように思ってしまう私自身
15年くらい前はひどい花粉症で悩んでいました
花粉症以外にもダストアレルギーに金属アレルギーと
けっこうエライ目にあって病院通いをしていたものです

あるとき漢方の専門の先生にお聞きしたことがありますが
大まかにいうと花粉症には二種類のタイプがあるんだそうです

身体が冷えて鼻水がポタポタ流れ出る「寒証タイプ」と
鼻づまりがして鼻の奥に熱がこもるような「熱証タイプ」とがあるそうです
漢方薬を処方するときはタイプ別で違うものを出すと伺いました
冷えが原因の花粉症と熱がこもる花粉症ということのようです

私はいつも鼻水ポタポタのタイプだったので
どうやら冷えが原因だったようです
実際に花粉症やその他のアレルギーがなくなったのは
体温が36.5℃に戻ったときからですので
低体温が原因だったことはほぼ明らかです

花粉はトリガーですが本当の原因は身体そのものにあるようです


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2019/02/20

体液

成人男子の体内は約60%が水分です
ほとんど水浸しみたいな状態で存在する我々人間には欠かせないのですが
無意味に水で膨らしているのではなくて
それぞれが重要な機能を果たしています

体液には血液・リンパ液・組織液・体腔液の4種類があります
尿や涙や消化液などは広義では体液ともいえるそうですが
生物学的には循環系の4種類だけを体液というそうです

例えば血液は酸素や栄養素を供給し二酸化炭素や代謝老廃物を運び出すという作業などをします
血液の流れが止まれば死ぬことは皆さんご存知ですが
止まらなくても動きが滞るとそこの部分は機能障害を起こします
簡単に言えば疲れが取れないわけですから動けなくなります

またそれぞれの細胞にまで毛細血管が伸びているわけではなく
細胞にまでたどり着くには間質液(組織液の一つ)を介して輸送作業が行われます

体腔液というのもあまり聞き馴染みのないワードですが
クラニオワークでよく出てくる脳脊髄液や
関節内に満たされている滑液なんかがそうです
脳脊髄液の循環が悪いと神経障害が起きたり
滑液が不足すると膝にヒアルロン酸の注射をしてもらったりします
どれもこれも円滑な生活を送るためには正常な循環が不可欠であることは今さら申し上げるまでもありません

私たち手技療法は骨のズレを治したり
硬くなった筋肉をほぐすことがイメージされがちなんですが
実際問題体液の循環はこういったことの大前提となります

筋肉が硬くなる(こる)というのも元々の原因は
血液などの循環さえ充分であれば
時間とともに元通りにしてくれるのもなんです
一日働いて疲れ切っても寝ている間に疲労回復の作業をしてくれるはずなんですが
循環器系の滞りがブレーキとなって回復の妨げとなります

だから世間でいう「ほぐす」という言葉もこういった循環器系の道筋を確保して
自分で治ろうとする能力(自然治癒力)を回復するの我々の施術の本質であったり
一番最初にすべきことなんだと考えています

近年話題の筋膜リリースでも単純に筋膜をほぐすという感覚ではなく
むしろ細胞間に流れる間質液の流動性を確保するということが作用機序であると
外国の学会でも言われていると聞きました

因みに老化してくると60%程度あった体液は50%ほどに減少します
年をとり身体が次第に動かなくなってくるという現実の裏側には
体液の問題が潜んでいます

膝が痛いといって病院でヒアルロン酸の注射をしてもらうのはそういった現象の一つのパターンなんです
私が激しい運動をしようとしても心拍数が上がらず息が切れてしまうのも老化の一つ
血管が硬くなり血液が流れにくくなり血圧を上昇させて無理して流そうとするのもよくあること

体液の問題はあまり知られてはおりませんが
けっこう重要であることには違いありません

世間ではあまり話題にはなりませんが
私が最も重要視するものの一つが体液の循環です


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2019/02/19

モニタリング

もう十数年前のことですがアメリカで結婚した親戚がお正月に帰省していました
久々に会ったときにアメリカ人のご主人が施術を受けたいと頼まれやってみました
そのとき戸惑ったのはいつも触っている日本人の骨格と微妙に違うこと

人種の違いがあれども骨格は同じはずだったんですが
だいたいここらにあると思って触るとそこに描いていた骨がなかったりして
身体を触りながら迷子になっているような違和感を覚えました

後から考えてみると骨格模型でも
白人の骨格をモチーフにしたものが多いので
ヘルニアつきの模型は決まって腰椎の3番あたりにヘルニアがありました

でも日本人がヘルニアを発症するのはだいたい4番か5番です
つまり日本人と欧米人とではもっとも負荷がかかる部分が違うってことになります

そうやって実際にアメリカ人の身体を触ってみると
毎日日本人の身体を触っている私には少しずつズレがあったわけです
とりわけカウンターストレインのような技法を使うとちょっとした角度に違いで効果の有無が変わってきます
私が習ったとき身体操作の角度なんかを細かく指導され
決まった形を何度も練習して身に着けたものです

ところが骨格のタイプが変わればそれが通用しないことを痛感しました
本などに書かれてある技法の解説はだいたいアメリカ発のもの
ということはそれを鵜呑みにしても日本では使えない場合があるんだろと考えました

場合によっては同じ日本人でもそれぞれの人に微妙な違いがあっても不思議ではないわけです
そうだとしたら精度の高い技を得るためには必ずモニタリングをしながらやらないといけないことを知りました

カウンターストレインの場合圧痛点をモニタリングするというのがあったのですが
私自身それまでは角度重視でモニタリングをほとんどしていませんでした

実は今でも圧痛点はモニタリングしていません
圧痛点自体に疑問があったからです
それは今でも変わっていません

でも技をかける対象となる筋肉の弛緩具合
あるいは痛みの消失などをチェックしながらやっています

人間の身体はまさに十人十色
決まりきった定型的な施術では精度の高い技は繰り出せないと思っています

施術するとき正確にその人を見るというのは基本中の基本です
でも具体的にどうやってそれを実現するかを学んだ出来事でした


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2019/02/18

腰痛と喫煙

タバコをやめて11年になろうとしています
平成20年2月29日からタバコをやめましたので
うるう年が来ればその日のことを思い出します

東海大学医学部教授の川田浩志先生のアドバイスや励ましのおかげで
わりとあっさりやめることができました

辞めたからこそはっきりとわかるのは
タバコを吸っていたとき美味しいだとか気持ちがよかったとかの
メリットってほとんどなかったのが正直なところ

お酒を飲んだときのタバコが気持ちよかった
ずっと我慢していた後のタバコがうまかったとかの経験はありました
でも思い起こせば圧倒的になにも特別いいことがないときの方が多かったです
タバコを吸ってよかったと思うのはせいぜい一箱に一回くらいの割合だったかもしれません
9割以上は惰性で吸ってただけで
逆に風邪などで咳が止まらないときでもタバコがやめられず
苦しい想いをしながらタバコを吸わずにいられない
二日酔いで気持ちの悪い時にでもタバコを吸って気持ち悪さが倍増した
そんなイヤなときも印象に残ってます

タバコがやめられなかったのはただのニコチン中毒であって
薬物中毒の中の一つに陥っていただけのことだったんです

最近知ったのはタバコと腰痛の関係が明らかになっていたこと
日本整形外科学会が発行している「腰痛ガイドライン」にも
腰痛による入院の危険因子に喫煙が挙げられています
実際にそういう研究データもあるそうです

私の場合タバコをやめる以前にひどい腰痛が治っていたので
喫煙と腰痛との因果関係に気づきませんでしたが
逆に言えば腰痛に悩まされていたときは喫煙してたわけですから
あらためてタバコをやめてよかったと感じています

嗜好品ですから本人の好き好きの問題です
私は口うるさく人様にタバコをやめろなんて言うつもりはありません
ただ腰痛でお悩みの方でタバコを吸われている方がいれば
禁煙という方法で腰痛を改善するという方法もあるんじゃないかと思う次第です


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2019/02/17

La Revancha Del Tango

Photo
La Revancha Del Tango  ゴタンプロジェクト

アルゼンチンタンゴといえばピアソラのイメージが強いのですが
ピアソラの雰囲気を踏襲しつつも新しいイマドキのタンゴです
エレクトロタンゴっていうそうなんですが
フレンチ・ダンス・ミュージックとしてヒットした作品です

バンドネオンの音色が神秘的な雰囲気で
「タンゴ=情熱的」というイメージではなく
かなりクールな仕上がりになっています


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2019/02/16

鶏ハラミとマッシュルームのアヒージョ

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鶏ハラミの食感が好きです
いつも少し遠いお店に買いに行きます
だいたいバター焼きか塩コショウで炒めるのですが
今回はアヒージョに挑戦

弱火でオリーブオイルを熱してニンニクスライスと鷹の爪を入れて煮込みます
香りが上がってきたら鶏ハラミを入れしばらく置いてから
マッシュルームを入れました
塩コショウで味を調え乾燥ニンジンの葉を振りかけて完成

マッシュルームはスライスして調理することが多く
一個丸ごとを使ったのは初めて
意外に濃厚なマッシュルームの味に存在感を感じました
ハラミとのコントラストもなかなかでした

食べ終えた後はバケットでオイルの味を楽しみました


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2019/02/15

椎間板ヘルニアと整体

長いことこの仕事をやっているといろんな方が来られます
やっぱり腰痛で悩む人は多いわけですが
その中で椎間板ヘルニアで来られた方も多かったです

何度か施術して治った方もけっこういらっしゃいますし
逆にこれは無理だなと思って手術をお勧めした方も中にはいます
基本的に治るために一番いい選択をしていただければそれでいいので
何が何でも私が施術しなければいけないとは考えていません
きっと整体では治らないと感じた人に対し
いたずらに時間とお金を使っていただくのはちょっと違うと思います

ただご説明の中ではっきりとしておきたいのは
「ヘルニアは整体では治らない」ということ
そう言っているのにヘルニアと診断された方に施術して治ったのは矛盾じゃないかという問題が浮かびます

これに対して必ず説明しているのは
1995年の行われた国際腰痛学会で
実は椎間板ヘルニアと腰痛はほとんど関係ないという研究発表があったことです
腰痛のない人に対してMRIをかけたら意外にもヘルニアだと診断された方が多く
痛みの原因が椎間板ヘルニアだと診断されたのはほんの数パーセントだけ
要するにほとんどの腰痛の原因はヘルニアではなく他のことにあるということです

画像所見でヘルニアが見つかると「動かぬ証拠」とばかりにそれが原因だと思いがちですが
実は痛みの原因がヘルニアであることは実はまれだったりするわけです

話を戻しますと病院でヘルニアだと診断された後に腰痛館に来られて
施術を受けて楽になったり治ったりする人は
私がヘルニアを治したのではなくヘルニア以外の本当の原因にアプローチしたからだと考えています
だから私は「ヘルニアは治せません」とハッキリ言うわけです

考えてみてください
身体の奥にある背骨に挟まれた椎間板が潰れたとしても
何をどうやったら身体の外から治せるというのでしょう
背骨に内側で膨らんだヘルニアを指で押さえつけて元に戻すなんて不可能なことくらいちょっと想像すればわかることです
私だけではなくおそらく多くの手技療法家は
ヘルニアを治したのではなく
ヘルニアと診断されたそれ以外の腰痛を治したものと解釈しています

逆にだからこそ手術を要するような本当に椎間板ヘルニアが原因で腰痛になっている方には我々が手出しすべきではないと考えるわけです

この仕事をやっていると夢のような話はありません
ひたすら現実に向き合い一つずつ問題点を解決しないと結果は出ません
藁にもすがる想いで来られる方は少なくありませんが
できることとできないことがあります
そのできることの中でその人に合ったことをしていく以外に道はありません


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2019/02/14

アスリートと呼吸

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月刊トレーニングジャーナル3月号

今月の特集は「アスリートと呼吸」
人が生きている限り呼吸は必須ですが
アスリートになればなおさら呼吸は重要な項目になります

運動時は摂取すべき酸素の量も増えますから
肺活量の差はすなわちパフォーマンスにも影響します
そこまではわかってはいますが具体的な解説はすごくわかりやすかったです

特集記事ではピラティスのお話しもありましたが
私もヨガを初めて呼吸法で胃腸が丈夫になってきたことを感じています
呼吸を突き詰めていけば身体能力の向上にもつながるようです

元々興味のある分野の特集でしたのでとても参考になりました


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連載コラム「身体言葉に学ぶ知恵」
今月のテーマは「痒い所に手が届く」

だんだん体が硬くなってきて自分の背中を掻けなくなってきました
孫の手は必需品です
でも昔は「孫の手」とは言わなかったそうです

自分の背中が掻けないのならば
せめて人様から「痒い所に手が届く人」だと言われたいものです
そんな気がきく人になるためには…


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2019/02/13

リピータ-

「リピーターを増やすためのセミナー」みたいなメールが来ました
こういうのはちょくちょくあるんですが
リピーターを増やすという意識はあまり好きではありません
何度も繰り返し来られるというのはちゃんと治りきっていないから
そんな考え方をします

もちろんリピーターを増やすということは経営上ありがたいことなんですが
リピーターに意識を向けるのではなく治ってもらうことをもっと真剣に考えたいと思うのです

「保険の利かない我々のような民間療法はスピードが命」
私の師匠がよく言ってました
いたずらに回数を重ねて治らないのは恥ずかしいことだし
そういう評判がたつと信用がなくなります

逆に一回の施術でスッキリ治ってもらい
それが評判になって新しいクライアントに来ていただいた方が
お互いのためになるように思います

腰痛館でも定期的に来てくださるリピーターは結構いらっしゃいます
しかしその方々はいったん症状が治った上でメンテナンス目的で来られる方がほとんど
少なくともこちらから通っていただくように促したことはありません

意識的にリピーターを増やそうとするのはちょっと違うかなと思いますよ


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2019/02/12

一次呼吸

世間一般で「呼吸」といえば酸素を取り込むために肺を伸縮させることいいます
オステオパシーではこれを「二次呼吸」と呼びます
「二次」があるからには「一次」があるわけでして
脳から脊髄を通り仙骨まで脳脊髄液が循環することを「一次呼吸」と呼びます

ざっくりいうと髄液の循環のメカニズムを正常化する技法をクラニオセイクラルセラピーといいます
ガッツリこの技法を使う方もおられますが
私の場合どちらかというと状況に応じて必要だと思うところだけチョイスすることが多く
頻度の高いのはCV4とEV4という技法です

クラニオワークは個々の部位に対するアプローチとは違い
身体全体のリズムというか身体のエンジンがかかっていないと感じるときにはこういった手法が有効です
オステオパシーの中でも特殊な技法な上技法の捉え方も大きく二派に分かれますので術者の考え方でまったく違った感じになることもあります

話を元に戻しますと呼吸という体裁ですので
「呼気」と「吸気」がありまして
呼気の最終点を「静止点(スティルポイント)」と呼びそのタイミングでの圧縮?をCV4と言います
CV4(Compression of 4th Ventricle)は脳脊髄液が湧き出してくる第四脳室に軽い圧迫を加えるという技で、ちょうど川を堰き止めダムのようにしいっきに放流すると勢いがつくといったイメージでご理解いただくとわかりやすいかもしれません
CV4は後頭骨からアプローチします

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(画像:フランクリン・シルズ「クラニオセイクラルバイオダイナミクス vol.1」)

そして吸気のとき第四脳室が最大拡張したときに行うのがEV4(Expansion of 4th Ventricle)
それぞれの静止点で圧迫を加えたり拡張したりするのですがEV4は側頭骨を介して働きかけます
これにより髄液の循環に勢いがつきリズムが整うと解釈しています

これらだけではなくクラニオワークを施したら
多くの方が眠られてしまい帰宅後も寝てしまわれる方がいます
それは身体が治ろうと働きかけている兆候だと思います

少々不思議な施術ではありますが一般的な技法では手に負えないときに繰り出す伝家の宝刀みたいな技法です

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2019/02/11

愛と怒りの行動経済学

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愛と怒りの行動経済学:賢い人は感情で決める エヤル・ ヴィンター

ちょっとチャラい感じがするタイトルですがれっきとした学術書です
サブタイトルの「賢い人は感情で決める」というのも雰囲気はよく出ているとは思いますが本書が言いたいこととちょっとニュアンスが違うように思えます

Why our emotions are more rational than we thinkという英語のサブタイトルは「なぜ感情は思考よりも理性的なのか」ってところでしょうか
要するに我々が理性で出したと思っている結論の奥底には意外と感情が働いているというのが本書のポイント
今まで抱いていた「理性」と「感情」のイメージとはずいぶん違ったので興味を持ちました

「行動経済学」という学問があること自体初めて知りました
人間だれしも感情的になって失敗して後からもっと理性的になればよかったと思うことってあるでしょう
だから感情的になることがよくなくて理性的なのがいい
そんなステレオタイプの考え方もしていましたが
悪いのは行き過ぎた感情であって感情自体を否定することはできないというのがよくわかりました

それより興味深かったのは英文のサブタイトルの通り
冷静に合理的な答えを出したつもりが潜在的な感情がバックボーンにあるということ

愛、音楽、芸術、小説、映画など多くの文化は感情に訴えかけています
人間が感動するのも共感するのもこれすべて感情の部分です
人が人として生きる上で必要不可欠な要素であるがゆえにそれを消し去ることができないことを知りました

「行動経済学」とは経済学の数学モデルに心理学的に観察された事実を取り入れていく研究手法とウィキペディアにありましたが人の心をそういう分析をすることに斬新さを覚えました

ひたすらに多くの研究結果が紹介されてあり読んでいていささか単調に感じましたが解説も含めてなるほどと思うことばかり
今までとは違う角度から人の心理に触れたような気がしました

難しい本でしたが面白かったです

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2019/02/10

Best of Hotel Costes

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Best of Hotel Costes ステファン・ポンポニャック

パリの実在の高級ホテルをイメージしたこのシリーズ
15枚のCDがリリースされましたがそのベスト盤です

セレブが集うホテルなんて私にイメージできるはずもありませんが
収録された曲はホントおしゃれです

クラブ系の曲がホテルで流れるなんて日本では想像できません
そのあたりが洗練された感じでいいですね

このシリーズは十数年前に好んで聞いてましたが
それぞれ雰囲気が違います


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2019/02/09

サゴシのムニエル

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40~50㎝くらいの鰆はサゴシと呼ばれます
今まで知りませんでした

とりあえず買ってきて塩焼きにする予定でしたが
作る直前に気が変わってムニエルになりました

ベランダで栽培してるサラダミックスが育ってきたので
使っておきたかったのがその理由です

ソースはバター醤油でサッパリといただきました


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2019/02/08

自律神経と体温調節

去年の冬は記録的な寒さで毎日のように氷点下になってました
あの寒さでずいぶん堪えた記憶があります
それに反してこの冬はうってかわって暖冬となりました

過ごしやすい日が多いので助かるんですが
それでも交互に暖かい日と寒い日がやってくるので
これはこれで大変です

立春の2月4日は15℃を記録し突然春のような日になりました
心地よくはあるんですが
明らかに身体の調子がおかしい
朝に体温を測ると36.3℃だったのに
昼過ぎにおかしいと思って測ると37.1℃になってました
風邪でもひいたのかと思いきや夜になるとまた体温が下がってました
同じく父親も発熱して一日寝込んでいました

人間はご承知の通り恒温動物です
真夏の暑い日でも極寒の日でも一定の範囲内で体温をキープしています
カエルやヘビのよう菜変温動物だと
外気温の変化で体温が上がったり下がったりします
我々が暑い日でも寒い日でも体温を一定の範囲に保つことができるのは
自律神経の働きで調節してくれるからです

ところが今年の冬のように気温の変化が激しいときには
素早く対応できなくなり一定の範囲に体温を維持することが難しくなります
そういうわけで体温の変化が激しくなったようです

自律神経の乱れは体温だけではなく
内臓機能にも影響を及ぼします
一昨日は胃腸の調子もすぐれず
これまた親子でプチ断食をしてました
調子が悪い時は食事をとらないのが一番早く回復しますからね

明日からは気温が一気に下がるという予報が出ています
これはこれで気をつけないといけません
月曜から暖かい日が続いたので
身体がその気温に慣れてきたころです
そんなタイミングで寒くなるとちょっと怖い部分があります
どうぞお気を付けくださいませ


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2019/02/07

腰痛とストレッチ

運動不足や老化は腰痛をはじめ様々な症状の原因となります
骨格のズレというのはギョーカイでもよく使われるワードですが
なぜ骨格のズレが生じるかといえば周辺筋肉が硬くなるからです
元々骨は自力で動くことはなく
もっぱら付着している筋肉が伸び縮みすることで動きます

ここで問題なのは老化や運動不足を原因とする筋肉の拘縮が
骨の動く範囲を少なくするということにあります
別の言葉に置き換えると関節可動域が減少するということ
世間一般では「身体が硬くなった」なんて言い方をします

腰痛を引き起こす原因となるのは
大腰筋や臀筋群、そしてハムストリングなどが硬くなり
股関節や仙腸関節・腰椎などの動きを阻害することから起こります
本当は多裂筋や腹横筋などのお話しもあるんですが
説明が長くなりますので割愛します

よく年をとると股関節の動きが悪くなり
前屈や開脚などのストレッチが十分にできなくなります
それが腰痛の大きな原因の一つになります

だから普段から股関節周りのストレッチをしておけば
それだけ腰痛はなりにくくなるわけです

ところが現実問題として実際に腰痛になったら
前屈のストレッチは痛くてできなくなります
また腰を反らすストレッチも腰痛予防にはいいのですが
いったん腰痛になると腰を反らすのは痛いですし危険もつきまといます
腰痛治療でマッケンジー法という身体を反らすメソッドもありますが
あれもリスクがありますので専門家の指示がないといけません

私が自分自身の経験上で一番リスクの少ないストレッチは開脚だと考えています
むかし腰痛で悩んでいたとき開脚すると数時間後に症状が多少マシになりました
もちろん一度開脚のストレッチをしたくらいで腰痛が治るなんて都合のいい話ではありません
キチンと治すのであれば開脚からスタートして
その他の股関節周りのストレッチを数年間続けることで
治ってしまうケースも結構あります

ただ重篤なヘルニアであったり骨折がかかわったりする場合は
あまりお勧めできません
ただ運動不足や老化で軽度から中度の腰痛があるくらいなら結構有効だったりします

開脚は主に内転筋を伸ばすストレッチですが
内転筋と大腰筋は体幹を安定させる働きもありますので
大腰筋が硬くなって腰痛が出た場合
連鎖的に内転筋も硬くなっていることが多いのです
さらに内転筋と大腰筋は筋膜の上でも連続性がありますので
内転筋が緩まれば大腰筋も緩むという関係にあります

みんながみんなというわけにはいきませんが
けっこうこの方法を習慣化することでよくなる方も多いと思いますよ

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2019/02/06

QRコード

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今読んでいる本「愛と怒りの行動経済学」という本の1ページの画像です
なんとQRコードがありこれをスマホでかざせばYoutubeで動画が見ることができます
かわいい赤ちゃんが笑い転げているシーンですが
今の時代ならではの試みですね

本といえば画像を掲載することはあっても
動画を添付できないのが当たり前でしたが
こんな方法で動画を見せてそれを論じるって
なんてすばらしい発想なんでしょう

コロンブスの卵ってやつですね
これからの時代こういう手法も増えてきそうです

ちょっと感動しました


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2019/02/05

手のしびれと大腰筋

左側の手と足にしびれがある人がいました
最初に疑うのは手なら頸椎の問題で
足のしびれは下部腰椎に問題があることから考えます

ところが施術中に大腿部を触ると手のしびれがひどくなりました
症状が酷くなるとどこを触っても患部に影響が出ることもあるんですが
その方の場合大腿部の内側、梨状筋そして大腰筋に刺激を与えると手のしびれが増大するという規則性がありました
こうなると筋膜の連続性の問題が浮かび上がってきます

深層の筋肉のラインのつながりがあります
その中で大腰筋の緊張が前斜角筋に響くというケースがあったので
首を触ってみると案の定突出した硬さを感じました
前斜角筋の緊張は第一肋骨との間で手に伸びる神経を圧迫することもあります

そして肋骨周りと横隔膜がそのつながりを結び付けるのですが
予想通り肋骨を取り巻く筋肉も横隔膜も同様に緊張していました

一般的な手のしびれのケースとは違い
筋膜の緊張からくるものだと確信し方向転換
大腰筋を集中的に施術したら徐々にしびれの程度が軽くなりました
そこから深層のラインに沿って施術していったら
頸椎にたどり着くまでにしびれはすべて治まりました

見逃しがちではありますが
大腰筋と斜角筋はそういう関係性であったことを思い出しました

腰の筋肉と手のしびれ
一見無関係のようにも思えるのですが
身体の中でつながっていつことがよくわかります

なかなか治らない症状ってこういうわかりにくい関係性の中に秘密があることが少なくありません


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2019/02/04

運動と寿命

Img099

メディカルコンディショニングガイドという本にあった表です
この表は縦軸が相対危険率(全死亡)と横軸が一週間の運動量が表されています
この数値が何を表しているのかといえば
運動をしている人と運動をしていない人との死亡リスクがわかります

一週間で500kcalしか運動していない人と
一週間で3000kcal運動している人とでは
全死亡の危険性が2倍になっています

運動が身体にいいことは漠然と理解しておられると思いますが
ここまではっきりと数字で表しているとちょっとコワイですね

逆に過剰になってもこれまたいけないというのも数字で表れています
3500kcalを超えると1500kcalの人と同じ程度までリスクが増大しています

気になって私の先週の運動量を合計してみると
3357kcalでしたので一応セーフでした

過ぎたるは及ばざるがごとしってところですね


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2019/02/03

ベルリオーズ

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ロマン派管弦楽の大改革者 ベルリオーズ

また100円の中古CDを漁ってきました
こういうときは持ってない人のCDを優先的に選びます
100円だとハズレでも痛くないですからね

でもこのシリーズはほとんど「当たり」なので
安心して買えます

「幻想交響曲」を聞きたくて買ったようなものです
指揮者はアルベルト・リッツィオ
演奏は南ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

違いが判らない男ですので
これがいいのか悪いのか?
とりあえず聞いているだけです


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2019/02/02

鯛のムニエル

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塩焼きにしようと思ってましたが土壇場で変更
気まぐれでムニエルにしました
ソースはニンニクのみじん切りとバター・醤油・みりんを煮詰めたもの

鯛の淡白な味とソースのコントラストがよかったです


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2019/02/01

倦怠感

整体を受けに来られる方の多くはどこかに痛みがあってこられます
骨折や打撲などの外傷性であれば常識的に病院に行かれますので
まあ、だいたいの場合は機能障害が原因の痛みとなります
腰痛なんかは手術を要するようなものを除いて機能障害であることが多いです

ところが痛みはないけどなんとなくしんどいという場合もあります
いわゆる「倦怠感」という場合
倦怠感が強い場合何らかの病気が原因があります
風邪やインフルエンザでも強い倦怠感がある時も少なくありませんが
うつやパニック障害でも倦怠感はあります
糖尿病や肝炎が原因のときもあります

私らから見れば得体の知れない症状なのでうかつに安請け合いできない場合もあります
原因が特定できない場合は病院で受診することをお勧めする場合も念頭に置いておくべきところ

以前に強い倦怠感があり病院で検査をしてもらったが
結局原因がわからずそのまま帰ってきたという方がいました

こういう場合は身体を触って原因を探る必要があります
一通り触って気になったのは肋骨周辺の硬さで弾力性がありません
これでは呼吸も浅くなり息苦しい感じがします

私の経験では肋骨周りの硬さは
緊張した横隔膜からもたらされる場合が多く
下部肋骨からみぞおちあたりまでが固まったようになっていました

こんな状態は病気とはまた少し違うので
検査をしても何も出てこなかったのでしょう

私のアプローチは先に直接患部を触ることはしませんので
下腿から腹部にアプローチして
その後に横隔膜をリリースしたのちに
肋骨から胸椎の可動性を取り戻すことができたので倦怠感は取れたようです

結局、寒さから自律神経が乱れ内臓機能が低下したことが
一番の原因ではないかと推測しました
聞けばやはり倦怠感とともに便秘をあったそうです

寒い時期はどこにどんな症状が出るかわかりづらいこともあります
冷えというのは意外に怖いものです


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