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2018/12/03

天気痛

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天気痛 つらい痛み・不安の原因と治療方法 佐藤純


たいていの方は自分が抱える痛みに対し何らかの自己分析をされます
そして普段あまりやらないことをやってそれが原因だと考えるケースが多いようです
痛みのある状態ってその人にとって特別なことですから
何か特別変わったことをしたのが原因で痛みだしたって考えられるのは自然なことだと思います

ところが私がよく口にするのは「雨が降ったからですわ」
とか「気温が急に上がったからです」というようなこと

そんな考え方をするようになったのは
忙しいときとヒマなときとの差が激しいからです
ずっと忙しくて予約が取れない整体院であればそんな考えも浮かばなかったかもしれませんが
ウチのような中途半端な整体院ではその差が顕著なんです
それも忙しくなるのは決まって雨が降っている日とか
急に気温が変化したときとか
最高気温と最低気温の差が激しいときとか
一定の条件があることに気づきました

十数年間そんなことを感じ続けてきたのですが
明確な理由であるとかどういう機序でそうなるのかについてはあまり知らないのが正直なところ

で、先日偶然に見つけたのがこの本です
ヨーロッパでは気象と病気の因果関係を研究されているのは知ってましたが
日本にもそういうことを専門に研究されている医師がおられたことに感動しています
しかも著者の佐藤純先生は愛知医科大学で「天気痛外来」というのをされているから二度ビックリ

具体的な研究に関しては私もすごく興味があり
納得することばかりですが
佐藤先生の試みは天気痛に向かい合うのに
薬だけに頼らず患者の意識や考え方を正しい方向に導き
様々なアプローチをなさっておられる点に共感しました
もちろん投薬治療もされますが
薬さえ飲んでいれば治るというものではないとはっきりとおっしゃっています
金曜日にご紹介した「頭痛ーる」というスマホアプリもその一つ
スマホで痛みを取る時代になってきたのかと驚くばかりです

また痛みというものを客観的に評価するために
様々な角度からの尺度を採用することにより
痛みのメカニズムを分析したうえで問題解決に取り組んでおられます

久しぶりにワクワクしながら読むことができました
きっと何回も読み直すだろうと思いますよ

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