寒暖差疲労
今後予想される気温の低下。気象の変化などによる体調の悪化に詳しい医師は、「寒暖差疲労」の症状に注意を呼びかけています。気象病の外来を設けている東京 世田谷区のクリニックの久手堅司院長は、前日からの温度差が7度くらいになると、『寒暖差疲労』になりやすいと指摘しています。
人間の体は、暑い中や寒い中でも、体の状態を一定に保とうとして自律神経が働き、汗を出して熱を発散させたり、反対に熱を体内に残したりしています。
しかし、急激な寒暖差があると自律神経の働きが乱れ、冷え性やだるさ、頭痛、めまいのほか、気分が落ち込みやすくいらいらするなど、さまざまな『寒暖差疲労』の症状が出てくるということです。
久手堅院長は「あさってくらいから気温が下がり始め、週末には真冬の寒さになるので、かなり患者が増えるのではないか」と指摘しています。
そのうえで対策として、「自律神経は必ず首を通っているので、首が冷えると自律神経の乱れにつながる。入浴で首を温めたり、昼だけでなく夜寝ている間もマフラーやスカーフを巻くなどして、基本的な対策をするだけでもかなり防げると思う」と話しています。
最近寒暖差疲労の話題を何度か耳にしました
大阪でも先週25℃を超え12月の夏日を記録しましたが
一週間もたたないうちに真冬の寒さが襲い掛かってきました
考えてみれば12月なんでこれくらいの寒さはむしろ当然なんですが
その前の気温の高さからすれば急降下したわけですから
体温調節を司る自律神経もたまったもんではありません
暖冬傾向だそうですが
ずっと暖かい日が続くわけではなく
真冬らしい寒い日とそこそこ穏やかな日が
入れ替わり立ち代わりでやってくるということですから
身体にとっては不利な条件だといえます
寒さはツライですがずっと一定の寒さだと身体はそれに慣れてきます
むしろ身体にとってよくいないのは急激な変化です
こういうときは天気予報を見ながら
衣服や暖房で上手く調節するようにしないといけません
逆にずっと頼りっぱなしでもいけません
あくまでこまめな調節が大切です
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