病は気から
脳科学の発展は病気やケガなど
多くの身体の不調などの解明に
様々な形で関与していることが次々に明らかにされてきます
先日ご紹介したスポーツメディスンの特集記事でも
ケガの回復に脳の前頭前野が影響することが記されていました
脳に関することは私自身明るくなく
読んでいてもわかったようなわからないような
きわめて曖昧な認識しか持てないのですが
少なくとも痛みに関して従来のアプローチだけでは十分ではないことくらいはわかります
前頭前野とは運動野や視床・視床下部・偏桃体と関連し
運動系・鎮痛系・自律神経系・情動系影響を及ぼすのだそうです
このため運動能力や痛みにも影響を及ぼすとありました
前頭前野は思考や判断に大きくかかわるのですが
いわゆるネガティブ思考で意欲もわかないと
前頭前野の活動も不活性になり
痛みも回復しづらく慢性化する傾向があるそうです
確かに私の経験でもネガティブな発想の方はなかなか治らないという経験は多く
積極的な発想の方はある程度回復力も強いよいうイメージがあったんですが
それが前頭前野の活動に問題点があったとは驚きです
「病は気から」という言葉が昔から言われていますが
期せずして今の科学がようやくこの言葉の意味を解説しているわけです
科学は今までない新しい発見もありますが
様々な研究により古くからの考え方に追いつくという場合もあるということです
明るく積極的に過ごすことは慢性的な痛みが出だしてからではなかなか難しいことです
できれば普段からポジティブシンキングで過ごしておくと
慢性の痛みの予防にもなるということなんでしょうね
これからは胸を張ってヘラヘラ生きていくことにします
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