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2018/06/18

関節の可動性と安定性

新しく買った一本歯の下駄ですが
ここへきてようやくコツが飲みこめてきました

下駄の歯の高さが5cmから10㎝になったことで恐さも倍増
何度か転んでいるもんだから恐さもリアルです
それが原因で力んでしまい不要な力が入ることで
逆に安定性を損なってしまってたということに気づきました

先日あることがきっかけで
股関節に力が入ると膝関節の安定性が損なわれ
膝の位置がグラグラ動くことに気づき

それを自分に当てはめてみれば同じ感じで
股関節に力みがあり膝の位置がグラつくのを感じました
それから股関節をユルユルにすれば
膝の位置がピタッと決まることを体感しました
さらに足関節の動きを大きく柔らかくすれば
さらに安定性が高まりました
それ以来こけることも不安定さもなくなりました

マイク・ボイルとグレイ・クックというアメリカの理学療法士が
「Mobility &Stability Alternating Pattern」という理論を提唱されています
人間の関節は可動性と安定性が交互にできているということなんですが
可動性の性質を有する関節の可動域が減少すると
次に来る安定性を生み出す関節に影響し
安定性をも阻害するという趣旨の理論です

この問題に当てはめれば
股関節と足関節は可動性の関節で
膝関節は安定性の関節ということになりますが
股関節や足関節の可動性が奪われると
膝関節の安定性が損なわれるということになります

単純に動きの問題だけではなく
安定性が特徴の関節が不安定になれば
痛みが生じる可能性が高くなるという問題にまで発展するということです

いろんな関節に痛みが生じる可能性はありますが
パーセンテージでいえばやはり腰と膝の痛みは
数的には多くなります

この理論によると腰や膝の痛みの原因となるのはその前後の可動性のある関節に対し
何らかの理由でバリアゾーンが発生したときに痛み出すという理屈になるわけです
これは私の経験上でも納得できる話です

もうちょっとこの理論を深く勉強してみたいと思って
書籍を探してみると何冊か出ていました
その中でよさそうなものを選んでみれば
出版社がいつもお世話になっているブックハウスHDさんだったりします

考えてみればこの理論を知るきっかけになったのは
月刊スポーツメディスンの特集記事でしたから
ここに行きついたのは必然だったのかもしれません
さっそくその本を注文しました

またこの続きはその本を読んでみてから後日ブックレビューという形でお届けすることになりそうです

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