プロの条件
ネタの収集が目的で読みました
大きな文字で75頁ですから
地下鉄喜連瓜破から梅田に着くまでに読み終えましたので
おそらく20分もかかってなかったようです
決して情報量は多くはありませんが
ひとつひとつの言葉の重みを感じます
まず第一章でプロの条件として四つの要素が挙げられています
これを読んで思ったのは「プロ」というものの定義づけって人それぞれなんだということ
筆者の意見もなるほどと思うわけですが
すべて同意できるかといえば少し違います
本書は「致知」という月刊誌に掲載された記事を集約したもの
人間力を高めることを目的として各界の著名人の言葉を紹介したもののようです
二章目以降では著名人の言葉を紹介しながら
生き方を見直そうという趣旨だと感じました
紹介されている言葉の重みはそれぞれの世界で事を成し遂げたひとかどの人物が登場するのだから当然のことかもしれません
読みながら背筋が伸びるような感じがするのも無理はありません
読み終えて思ったのはプロというよりも成功者になるためのお話しではないかということ
筆者のプロの定義は職業として従事されている方すべてではなく
高いレベルでの線引きがあるように感じました
だからプロとアマチュアの違いではなく
フツウの人と偉人との違いを説かれているような感じがしました
逆にいえばアマチュアでも大きなことを成し遂げようとすれば
ここで書かれているようなメンタリティであったり生き方をすればいいのかもしれません
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