魔法の眼トレで全身が若返る!
進行しつつある老眼をちょっとでも止められないか…
そんな淡くも切ない願いで読んでみました
本書がテーマにしているのは現代型不調
「現代型」というのがいかにも現代風なんですが
漠然としているというか捉えどころがないというか
説明を読んでみてもなんとなくはわかるのですが
明確な定義づけや基準はこの本からはわかりません
だから否定するのかといえばそうではありません
私も薄々ここに書かれていることが仕事上でも感じています
得体のしれない不調でなかなか対処しきれない場合は少なくはありません
眼科医である筆者ならではの発想で
目にその問題点を見出されているのは実に興味深いです
以前大阪市大の梶本修身さんの「すべての疲労は脳が原因」という本を読みましたが
人が疲労だと感じているのはほとんど脳の疲労であり
自律神経が疲弊する原因の8割ほどが目からのものであるという
衝撃的ともいえる研究結果を拝読しました
正直本書からはあまり説得力を感じなかったのですが
上記の本から得た情報が先にあったので
妙にうなずける部分が多かったのです
だからハウトゥ本的な内容ではあるんですが否定的には捉えていません
むしろまだまだわからないことの方が多いのかもしれません
ここに書かれている方法論も使ってみたいことがいくつかあります
その上で効果を確かめてみたいと思います
| 固定リンク
コメント