身体の話
著者は堺市の整体師の女性
「命はモビール」を読んでスゴイと感じました
神田橋條治先生とのやり取りも面白かったんですが
白柳先生自身の考え方や発想にも惹かれこの本を買いました
やはりスゴイと感じたのはご自身の考え方をキチンと整理され文章化できるということ
能力の差と言ってしまえばそれだけのことなんですが
私の引き出しはすごく散らかっていて収拾がつかない状態になっています
とてもじゃないけど整理して人に伝えることなんてできやしません
白柳先生のオリジナルともいえる発想なんですが
考え方に一貫性がありとてもわかりやすかったです
ともすれば同業者の出す本なんて
現代医学の批判に始まって自画自賛のオンパレード
そのくせ中身に欠けるくだらない自叙伝みたいなのが多くて
あからさまに自分のすごさをアピールする目的が前面に出て
ほんの数ページ読んだだけで辟易することもしばしばあります
逆に淡々と自説を客観的に論じられ
自慢話的なものは一切ないところにお人柄を感じてしまいました
それだからこそむしろ話に説得力があり
なるほどなと思ってしまいました
もちろん私と考え方のスタートラインが違いますので
理解できない部分や疑問に思う部分もありますが
これは十人十色が当たり前の世界ですから気にはなりません
逆に興味津々といったところです
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