エドガー・ケイシーの人生を変える健康法
最近周りでエドガー・ケーシーの名前をよく耳にするようになりました
それで興味を持ってこの本を買ったわけですが
いくつかある中でこれを選んだのは出版元が決め手
たま出版ってけっこう面白い本を色々出されています
むかし某真理教がテキストとして使ってたという噂の「魂の科学」なんかもたま出版でしたね
怪しいと切り捨ててしまえばそれまでですが
読んでみると奥の深い内容にビックリ
エドガー・ケーシーという人は1945年に亡くなられた予言者でもあり心霊診断家
睡眠状態で人々からの相談や質問に答え、病気の診断や人生のアドバイスなどを行ったといわれています
ソファーの後ろにコナン君が隠れていそうな雰囲気です
しかしながらそのアドバイスは的確なもので
エドガー・ケーシー自身が知る由もない医学用語が出てきたり
かなり具体的な話で問題解決をするといういわば超能力者のようなお人です
正直申し上げてその前評判で読む気も失せかけていたのですが
読んでみて驚いたのが身体観というか身体を取り巻く世界観が
ほとんど私と同じであること
「なぜ病気になるか?」「病気と治療法との関係」「運動に対する捉え方」「体力とは何か?」など
普段私が申し上げているのとまったく同じことを言われています
私が普段何を考えて施術しているかを問われたら
この本を読んだらだいたいわかると申し上げたいくらい
ソックリな発想で身体をとらえておられます
もちろん有名な超能力者とそこらへんの整体師では肝心な効果・結果において差はあってしかるべしでしょうが
それでも似たような考え方をされた方がおられるのは嬉しくないはずもありません
またオステオパシーに対しても多くの療法の中でも一番いいというご発言があったようです
この本の各論部分には具体的な健康方法が書かれています
個々の部分に関してはアプローチの仕方が異なるのは当然のこと
正直あまり興味もなかったのですが
それでも読んでみて消化器系の問題を重要視しているのは
これまた私とソックリな考え方
本書はエドガー・ケーシーの言葉を引用しつつ
筆者の考えもプラスされているようですが
これはこれでアリだと思いました
アメリカとは文化様式も違うし
何よりも時代が違います
身体も環境により変化するように
それに対する考え方も柔軟であるべきだと思いますので
筆者がご自身の背景に基づいて具体的な方法論を変えられるのは
むしろ理にかなっていると思いました
私は細部にこだわるあまり全体のつながりを見失うと病気になると考えています
精神・肉体・生活・食事・運動など取り巻く環境とともに
グローバルな発想でバランスをとることで健康で幸せな生活を送れるものではないでしょうか?
きっとエドガー・ケーシーもこの考え方に同意してくれるでしょう
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