不調
ここのところ時間があれば母親が入所している老人ホームに顔を出すようにしています
面会時間は仕事の時間と重なるので
そんなにも行ってはいませんが
最近になって座っていると身体が右に傾いて
だんだん倒れそうになってきました
以前にも同じようなご老人を施術したことがありましたが
普段ほとんど運動することもなく
一日中じっとしていると
驚くほど筋肉は弱ってきます
弱ってくると筋拘縮を起こし縮んでしまいますから
いわゆるいい姿勢が取れなくなります
腹圧も下がってくるでしょうから
総合的に体感の安定性を欠いてしまいます
私が行ったからといってたいしたこともできませんが
気休め程度のことをしてやると多少はマシになるのもわかります
絵にかいたようなロコモティブシンドロームですが
如何せん本人が極度の認知症なので
自発的な運動も期待できず
私自身の自己満足といったところかもしれません
福島県の老人ホームに行ったときも
母親と似たような感じの人が多かったんです
人は気安く「老化」を口にしますが
最後は笑って済ませられないところまで衰えてしまうのが悲しい現実です
私自身も2月に入ってあまり体調がよくありません
その割にはよく遊んでいますが
私は私なりに衰えを感じ
できるだけそれに抗って生きているつもりではあります
逆にちょっとした変化も敏感に感じ取ることで
対抗策を実行できると思っています
そういう意味では多少の体調不良も
自分自身に対する戒めとしてとらえることができます
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