活かそう発達障害脳
今まで発達障害に関する本を何冊か読んできましたが
この本が一番読みやすく理解しやすかったというのがホンネです
誤解のないように申しあげておきますと
他の本が悪いというわけではなく
この本の解説が論理的であるため
私の脳との親和性が高かったといった方がいいんでしょう
この本を読むまで脳の個性なんて理解できなかったのですが
感覚的なものに強い脳もあれば
論理に強い脳もあるということを初めて知りました
そして私の脳のクセは放散型であるということ
一つのことに集中してやり続けるのが苦手で
同時に複数の事象に神経を向けているという私なりの個性を知りすごく納得がいきました
だからほかの本にすごくいいことが書かれていても
私の脳がそれを受け入れにくいタイプであるための問題だったわけで
本自体の問題ではないことはハッキリしました
私の脳の話はどうでもいいことなんですが
結局発達障害もその個性の強さが際立てば
受け入れられるものと受け入れられないものが明確になり
社会の中での生活、身体の問題など様々なことが起こるというのもハッキリ理解できました
だから発達障害という認定があろうがなかろうが
誰でもが脳の個性を持ち
特徴が強く出る場面ではトラブルの可能性もあり
ボーダーラインが社会的に必要であること以外には
それぞれの個人としてはあまり意味のないものではないかと感じました
私も含めすべての人が生れ落ちてから
多くの経験を積んで発達し成長してきたことには異論はないでしょう
ならば発達障害の方が発達しない理由はどこにもないことが明らかです
脳の可塑性が妨げられない限り脳は鍛えられます
そしてその手段として身体を使い上行性の神経を伝わり脳が鍛えられる可能性にはもはや疑いのないところ
まあ、書いてある内容はいささか難しくはありますが
わかりやすい説明なん私でも大丈夫でした
いい本に出合いました
この本で紹介されていた「のうだま―やる気の秘密」もポチっとしました
これを読んで私の注意散漫を何とかしたいものです
| 固定リンク
« 不調 | トップページ | 運動をすすめて五十年 »
コメント