月刊スポーツメディスン194
今月の特集は「運動、運動、運動!」
非常にわかりやすいタイトルではありますが
今まで考えもしなかった運動の効果が紹介されています
私はいつも「腰痛であろうが、様々な病気であろうが、最後は体力勝負」
などといってはばかりません
手術であろうが薬であろうが手技療法であろうが
豊かな体力の持ち主と体力が乏しい人とではその効果が違うことを見てきました
飲めば必ず治る薬はありません
私が同じような施術をしても上手くいく人とそうでない人とに分かれるのは
私の技術力ではなく受ける人の体力によるものが大きいと感じています
今回の特集では「なぜ運動が大切なのか?」という命題に
新知見も含めた解説が掲載されています
運動器としての認識しか持っていなかった筋肉も
実は内分泌器官としての一面があるとは驚きです
内容が実に高度だったので私の知識では理解しかねる部分もありますが
運動すると元気になるということの裏付けがありました
しかも病院で行われる体力作りも
「ほどほど」ではなく相当ハードなものなのに驚きました
現実にはそこまでなさっている病院は少ないでしょうが
近い将来常識となる日がくるかもしれません
癌患者が手術前からトレーニングってもうびっくりです
病気になってからキツイことをするぐらいなら
元気なうちにやっておいた方が絶対マシだと感じました
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