歩行整体メソッド
著者の岡田さんは中学・高校の同級生だったりします
読んでみて驚いたのは普段私が言ってることとほとんど同じような考え方だったこと
一部のスポーツ選手などを除いては
老化現象で体力が衰えたのが痛みの原因であるケースがほとんど
ならば「治る」というのは体力的に若い状態に近づけるのが必須
毎度毎度そんなことを申し上げていますが筆者も同じ考え
もう一つ驚いたのは「潤滑整復術」という手技が紹介されていますが
これも私が「組織の滑走性」というものを意識して施術しているのと同じ考え
もちろん具体的な手技は違うでしょうが
関節機能障害の問題点を組織間の潤滑という観点から捉えられているというのも一致します
私の場合はウォーキングとラジオ体操をお勧めしています
筆者は「歩く」ということの問題点を深く掘り下げています
ポイントを詳しく解説されていますので納得ずくで歩くことができます
この手の本ではハウトゥーだけ紹介しその理由づけが貧弱なものも多い中
しっかりとした解説がありますのでなるほど思うことがいくつもあります
所詮自分の身体は自分で守らないといけません
正しい歩き方を身に着けて若返っていただきたいものです
その道しるべとして読んでいただきたい一冊です
久しぶりに電子書籍を読みましたがなかなか読みやすいですよ
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