尺八 特選
4月に行ったライブで聞いたのが三代星田一山さんの尺八
そこで初めて古典の尺八というものを聞きました
今までジャズとかの尺八は聞いてたんですが
意外に古典に触れたことはありません
その演奏にいたく感動して買ったのがこちらのアルバム
古くはお経の代わりに尺八を吹いたそうですが
江戸時代までは楽器という扱いではなく
仏具の一つという位置づけ
ちょうど木魚やおりんのようなもの
楽器として演奏するようになったのは明治以降のことだそうです
その音色自体ありがたいお経のようなものですから
聞いていてもすごく集中できるというか
その世界の中に惹きこまれてしまうようです
「癒し系」というと逆に安っぽく聞こえるような気がします
魂まで届くような音色は静寂の中に一筋の光明が差し込むような味わいがあります
けっこう気に入って聞いています
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