遺伝
先日のことです
施術中の会話で身内の方がガンでお亡くなりになったそうで
調べてみると親戚の多くがガンになられたとか
それで急に不安になって
自分もガンになるに違いないと考え
沈んでおられた方がいました
こういう発想の方って世間ではけっこうおられるんですが
私はあっさりと笑い飛ばしました
「遺伝が原因でガンになられる方がどれくらいの割合かご存知ですか?」
こう尋ねたのですが、そんなことまでご存知の方は少ないはず
実は遺伝が原因でガンになられる方は
わずか5%にしか過ぎないのです
私が言っても信用してもらえないでしょうから
いつもアンチエイジングの情報をいただいている
東海大学医学部教授の川田浩志先生の著書
サクセスフルエイジングのための3つの自己改革に
詳しいデータが載っているのをお見せして説明しました
多くの方が遺伝でガンになると思ってらっしゃるようで
その実は似るのは遺伝子ではなく
ガンになりやすい生活習慣だったということです
食事・タバコ・ウィルス・運動不足など様々な原因があるようですが
意外に自分でコントロールできる項目が多いことを知っておくべきです
この本にはそれ以外にも有益な情報が満載ですので
興味がおありの方は一度お読みいただきたいのですが
ガン以外にも様々な病気があります
そして自分でリスクを減らすことができるものも多いのです
「年を取ったから」ということを言い訳にしても
病気になれば苦しむのはご自身
生活習慣を変えたからといってすべてのリスクを排除できるほど
世の中は甘くはありませんが
何もしないで手をこまねいているより
積極的にリスクを減らす努力を
生活習慣に取り入れる方が
万が一何かあっても後悔しないですむかもしれません
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