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2016/09/30

食欲の秋に

空腹でないのに何か食べたくなる ニセ食欲を撃退する3つのコツ

空腹でないのにお腹がすくニセ食欲は、“お疲れ脳”のせい?!空腹とは関係なくお腹がすいたり、口さびしいのは自律神経やホルモンバランスの乱れが影響。撃退法を紹介します。 食事の時間や量に関係なくお腹がすくのはなぜ? 旬の果物に脂ののった魚、新米など、ただでさえ食欲をそそる食材が店頭や食卓に並ぶ“食欲の秋”の到来です。ただ、お腹いっぱい食べても、食事時間でなくても、「やたらお腹がすいて、たくさん食べてしまう」「口さびしくて、つい間食してしまう」というのは正常な食欲ではありません。年齢とともに代謝が下がっていく中、こうした食欲にまかせて食べていては、あっという間に体重が増加。生活習慣病の原因にもなります。特にアラフォー以降に再び“食べ盛り”を迎える人が多いよう。なぜでしょうか。

「このナゾの食欲の原因は、自律神経の乱れとホルモンバランスの乱れにあります」と言うのは、かたやま内科クリニック院長の片山隆司先生。「空腹だから食べなさい」と指令を出す“摂食中枢”と、「満腹だから食べるのをやめなさい」と指令を出す“満腹中枢”を管理して、食欲をコントロールするのは脳の視床下部です。この視床下部は、自律神経の働きを調節し、ホルモン分泌をつかさどるところ。自律神経やホルモンバランスが乱れている時は、視床下部がオーバーワークになり、食欲コントロールがおろそかに。その結果、本当は空腹ではないのにお腹がすくという“ニセ食欲”が発生するのです。
食べ方で、ニセ食欲は撃退できる
ニセ食欲を撃退するには、食欲に影響を及ぼすホルモンバランスを整え、満腹中枢をしっかり刺激することが大切です。それには、食べ方に注意するのがコツ。
「ゆっくり食べたり、血糖値の上昇を抑える食べ方を取り入れましょう。それだけでも、かなり効果的です」(片山先生)

具体的には、「野菜から食べること」「よく噛むこと」「スパイシーなものはひかえめにする」3つのポイントを心掛けること。野菜から食べると、豊富な食物繊維が糖の吸収を抑え、血糖値の急上昇を防ぐことでホルモンバランスを整えてくれます。また、満腹ホルモンのレプチンが満腹中枢を刺激するには、食べ始めてから約20分かかるため、早食いは禁物。食べ物を口に入れたらよく噛んで、レプチンが効いてくるのを待ちましょう。また、日常的にスパイシーなものをたくさん食べると、空腹ホルモンが分泌されやすくなるので控えめにしましょう。

そして、心掛けたいのが規則正しい生活です。ホルモンバランスは、規則正しい生活、十分な睡眠、運動習慣によっても整えることができます。ニセの食欲撃退のためにも、できるだけ人間本来のリズムで生活するようにしましょう。

涼しくなると美味しいものがたくさん出回ります
暑さで食欲不振に陥っていた人も美味しくいただけるようになるこの季節
それでもこんな落とし穴もあるということは知っておきたいです

胃酸過多と空腹を混同してしまい
食べすぎてしまう人もけっこういますからね
自律神経の乱れで消化器系の動きが鈍っているところに
たくさん食べてしまうと悪循環に陥る危険性もでてきます

こんな時は逆に一食抜いてしまうくらいの方が回復が早いかもしれません

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