夏バテにご用心
毎年今の時期はヒマな日が多いのですが
ここ数日忙しくなってきています
7月中は夏とはいえどさほど気温も上がらず
どちらかとえば過ごしやすい程度の暑さだったんですが
8月に入ったとたん気温も35℃を超え連日猛暑日が続いています
大阪では38℃を超えたところもあって
過酷な夏がやってきました
急に牙をむき出しにして襲い掛かる夏に
身体が対応しきれず調子を崩す人が多いようです
世間では夏バテと呼ばれますが
人の身体はどんな過酷な環境でも適応するため
自律神経が働き正常な身体機能を確保しようと頑張っています
ところがものには限度があって
急激な変化についていけなくなる場合もあります
一週間ほど前まではそんなに暑くなかったのに
いきなり35℃を超えてはムチャ振りされたようなもの
そして見逃せないのは最高気温が38℃もあるのに
最低気温は27℃ほどですから
11℃も気温差があるとたまったものではありません
いつも気温差が10℃以上あるときは忙しくなる傾向があります
こんな状態で自律神経は乱れ
いろんなところの不調が起きます
とりわけ多いのは消化器系も含む内臓
内臓は自律神経によって動きますが
自律神経の乱れが正常な内臓の動きを阻害するケースが見掛けられます
これが夏バテの中心的な問題ではないかと考えているわけですが
消化器系がバテたら食欲不振に陥りますし
肝臓や腎臓の動きが低下してぐったりしてこられる場合もあります
この暑さも慣れたらなんとかなるもんなんですが
けっこう日にちがかかるのと
個人差が大きい場合もあり
余り夏場が得意ではない方は暑いうちはずっと調子を崩す人もおられます
絶対に効果がある対処法というのもありませんが
せめてクーラーで冷やし過ぎないとか
軽い運動で汗をかくのも有効な場合もあります
もちろんこの時期に思いっきりスポーツするのもいいですが
この時期は熱中症の問題もありますので
普段やらない人が急にやるとかえって危ないですから
できれば軽い運動ぐらいにしておいた方が無難かもしれません
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