ペットボトル症候群
この間お越しになられた方とお話をしてたんですが
糖尿病を患っておられるそうなんですが
その原因を聞いて驚きました
なんと清涼飲料水の飲みすぎが原因なんだそうです
屋外でのお仕事で汗をよくかかれるので
水分補給が必要になるわけですが
そのときにペットボトルの清涼飲料水を飲み続けていたそうです
真夏になると2Lのペットボトルが2本くらい空になるんだとか
暑いと水分補給は絶対に必要なんですが
そのたびに清涼飲料水を飲んでいたため
糖分の取り過ぎで糖尿病になられたということです
お医者さんから言われたのは「ペットボトル症候群」
ご存じない方も多いのですが
清涼飲料水に含まれる糖分が想像以上に多く
500mlの清涼飲料水には10個から15個程度の角砂糖に相当する糖分が入っています
普段コーヒーや紅茶を飲まれるときでも
せいぜい角砂糖は2個までだと思うんですが
量の違いもありますが10個以上の角砂糖を入れるとなれば
非常識といわれても仕方がないでしょう
しかしペットボトルの清涼飲料水には
それだけの糖分が入っています
それだけの糖分を摂取すれば
高血糖になりそれを薄めるために喉が渇いてきます
喉の渇きをいやすために再び清涼飲料水をとれば
とんでもない悪循環に陥ります
この高血糖が膵臓を疲弊させインシュリンが欠乏します
それが習慣になると糖尿病になるのも当然かもしれません
今のシーズンは暑くて喉が渇きます
お茶は水を飲む人もおられるでしょうが
清涼飲料水を飲まれる方も少なくないでしょう
私だって年に一度や二度は清涼飲料水を飲みます
その程度であれば問題ないでしょうが
日常的にメインで飲むのは危険です
もう今は売られていませんが20年くらい前のヒット商品で
「桃の○然水」という商品がありました
華原朋美が「ひゅ~ひゅ~」といって宣伝してたやつです
飲んでみても糖分の味は感じられず
桃の香りがする水という認識でしたが
聞くところによるとあれにも相当な糖分が入っていたとか
まったく油断もスキもあったもんじゃありません
飲んだら駄目というのではありません
何でもそうですがちゃんと量を考えながら飲まないといけません
余談ではありますが、みのもんたが飲めといったから
毎日2Lの水を飲み続けた人が腎臓の病気に罹り
みのもんたを相手取って訴訟になっています
みのもんたがどうこうではなく
水でさえ飲みすぎると病気になるということは覚えておいていただきたいのです
ペットボトルの清涼飲料水が悪いのではありません
飲むという判断は本人がしたわけですし
いくら訴訟しようが何をしようが
病気になって苦しむのは本人です
食が偏りがちな季節ですが
節度をもってお過ごしください
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