こむらがえり
これから夏場にかけてよく見かけるのはこむらがえり
「こむら」とは「腓」と書きますがふくらはぎを表します
たまに「足の指がこむらがえりになった」なんていう人もいますが
あくまでも「こむら」はふくらはぎをいいますから
それ以外の部位の痙攣とは異なります
本来随意筋といって自分の意思に基づき動く筋肉が
何らかの理由で持続的な強直性収縮を行い痛みを伴います
こんな説明をしなくても皆さん一度や二度はなったことがあるでしょうから
それを思い出していただければ充分です
問題はなぜ自分の意思に基づかず激しい攣縮が起きるのかということ
だいたいは激しい運動をして汗をかいたり
冷えたときや血液の循環が悪いときに起きることが多いのですが
電解質(カリウムやナトリウムなど)がバランスを崩し
神経の働きに異常をきたすのがよくある原因のようです
だたしこむらがえりは糖尿病や甲状腺の異常などによっても
起こることがあるそうなので甘く見ていると大変なことになりかねないので要注意
何年か前にある医師から「なんでこむらがえりが起きるんやろね?」
こんな質問をしみじみとされて困り果てたことがありました
一般的なこむらがえりなら医師ならご存じのはずですから
きっといろんなケースがあってお困りになったことがあるんでしょうね
投与すした薬が原因でこむらがえりになることもあるそうですから
とても難しいお話です
ちなみにその先生は糖尿病がご専門
怖さをご存じだからこそのセリフだったんでしょうね
もちろん私は笑って誤魔化しました
これから夏場に多いこむらがえりは
大量に汗をかくことで電解質も減少し
バランスを崩すことにより起きます
スポーツドリンクを飲んだり
マッサージなどで足の疲労をとることも有効です
逆に運動不足でこむらがえりになることもありますので
ストレッチなんかも普段からしておいた方がいいみたいです
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