縫工筋
先日、腸脛靭帯のハリが強い人が多いというお話しをしましたが
今度は久しぶりに縫工筋のハリがあり鵞足(がそく)炎の人が来られました
実家が縫製工場を営んでいたので縫工筋という名前が気になります
長細いから糸に見立てての名前かと思ったらさにあらん
何でも縫物をするときの姿勢が「あぐら」であることからついた名前だそうです
作用が股関節の屈曲・外転・外旋や膝関節の屈曲・内旋ですから
まさにあぐらの姿勢そのものっていうのが面白いところです
さてさて縫工筋は脛骨粗面に停止しますが
半腱様筋・薄筋とともに鵞足を構成します
鵞足炎といえばスポーツ障害ではありますが
たまにスポーツをしなくてもなる人もいるようです
久しぶりに使った縫工筋のカウンターストレインで効果てきめん
どうやら縫工筋はカウンターストレインが利きやすい種類の筋肉のようです
たまにこういう技を使うと忘れかけていた筋肉の記憶がよみがえります
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