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2016/02/03

過ぎたるは及ばざるがごとし

「1日1万歩で健康になる」は大ウソだった!あなたのウォーキングが健康を害す

 手軽にできて効果が高いと人気ナンバーワン健康法といえば、まず浮かんでくるのがウォーキングだろう。「目標1万歩」などと毎朝頑張っている人は多い。しかし、実はこれが健康にはよくないのだという。ウォーキングにも正しいやり方、間違ったやり方があるからだ。

 健康法の本はそれこそ無数に出版されているが、今話題の健康本は「やってはいけないウォーキング」(SB新書)だ。著者は東京都健康長寿医療センター研究所運動科学研究室長の青柳幸利医学博士。青柳氏は15年以上かけて、65歳以上の5000人を対象に24時間365日の活動を追跡調査した結果を「健康に効く歩き方」としてまとめた。

 そこで青柳氏はこう言っている、

「一日1万歩以上歩いているのに、病気になる人を大勢見てきた」

 そして、その理由について、「毎日1万歩以上歩いてさえいればOK、毎日1万歩を歩けば健康になる、という誤った認識から、歩けば歩くほど健康になると思い、毎日万歩計をつけて、一歩でも歩数を伸ばそうと頑張る。これが間違い。運動のしすぎは免疫力を低下させ、病気になりやすくなる」と説明している。

 激しい運動をしている時、心臓は大量の血液を送り出す。そして大量の血が、流れにくくなった血管を通ろうとして、血管は詰まっていく。

「運動をしているのに動脈硬化になる人はけっこういる。過激な運動をしている人は老化が早い」(スポーツインストラクター・大川香氏)

 ウォーキングもやりすぎは体に毒なのだ。だからといって、運動不足も体に毒。では、ほどほどの運動とはどんなものか。

「ほどほどといっても、感覚値ではない。ほどほどの運動とは、1日24時間の総歩行数が8000歩。そのうち、中強度の運動(なんとか会話ができる程度の速歩き)を行う時間は20分。この2つを組み合わせた数字が健康長寿を実現する黄金律であり、あなたの健康を維持するための重要な数字です」(前出・青柳氏)

「ほどほど」こそが、健康に対する「万能薬」のようだ。

昨日ネットでこんな記事を見つけたんですが
かなり具体性のあるお話です

私も普段ウォーキングをお勧めしていますが
理想的な時間は20分程度といっています
軽く汗ばむ程度で血液の循環がよくなるのですが
あまり長時間に及ぶと今度は得られるメリットよりも
疲労などデメリットも増えてくると説明しています

それにしてもいったん流れが悪くなった血管に対し長時間大量の血液を流すリスクがよくわかります
薬でも作用があれば副作用もあります
たとえ運動でもメリットもあればデメリットもあることをしっかり認識しないと
せっかくの努力がマイナスに作用するなんて悲しいことです
栄養価の高い食事でも食べすぎると病気になることがあるのと同じなわけです

本当に「ほどほど」って大事なんですね

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