ショパン:夜想曲全集
ショパンの「ノクターン」といえばクラシックに興味のない人でも
その名前は聞いたことがあるかもしれません
私もその一人でした
実際「ノクターン」=「夜想曲第2番 変ホ長調 」だと信じて疑わなかったんですから
それでも私が知っているのと違うノクターンを何度か聞いて変に思ってたくらいです
ノクターンは21番まであって
このアルバムがフルで聴いた初めてのノクターンでした
改めて聴き込んでみると味わい深いものです
ショパンの「ノクターン」といえばクラシックに興味のない人でも
その名前は聞いたことがあるかもしれません
私もその一人でした
実際「ノクターン」=「夜想曲第2番 変ホ長調 」だと信じて疑わなかったんですから
それでも私が知っているのと違うノクターンを何度か聞いて変に思ってたくらいです
ノクターンは21番まであって
このアルバムがフルで聴いた初めてのノクターンでした
改めて聴き込んでみると味わい深いものです
ここのところ気にもしてなかったのですが
このブログのアクセスカウンターが190万PVを数えました
10万代のころは数字が上がるたびに注目していましたが
100万を超えると中途半端な数字なので気づくことすらありませんでした
たまたま見たら190万直前だったので
数日前からチェックしてました
このブログも2004年の開始から12年目
当時はウェブログ(ブログ)がお目見えしたころで
猫も杓子もブログを開設するようなブームでしたが
いつしかSNSに移り変わり
ブログの注目度も下がりました
当ブログも一日平均500を超えるアクセスがありましたが
今では350前後といったところ
それでも長年の積み重ねのおかげで
コンスタントにご覧いただいています
順調にいけば今年中に200万PVも達成しそうな感じなので
個人的な楽しみにしておきます
SNSは個人の楽しみとして利用していますが
ブログの方は腰痛館の公式ブログとしての位置づけでやっていく方針です
その割には個人的な情報が多いようですが
とりあえず「毎日更新」を目標としておりますので
そのあたりは大目に見てやってくださいませ
40年ぶりの大寒波だとか…
さすがに暖かい大阪も昨日は-3.5度まで冷え込みました
まさかのためにいくつかの蛇口を緩めて帰ったつもりでしたが
台所の水道の配管が独立していたことを知らずに凍らせてしまいました
昨日は朝から洗い物もできず往生しました
ベランダのホースの先も凍り付いています
先週も桶の水が凍りついて
ハサミを刺して遊んでましたが
今回はハサミを氷の上に置いてみました
さすがに氷の厚さが違います
40年ぶりの寒さとニュースで言ってましたがその頃は中学生
確か大雪が降って校庭で雪合戦をしたら
雪の中に石が入ってたみたいで
耳の付け根をざっくりと切ってしまい
気が付かずに血まみれになりながら
雪合戦に興じていた少年時代
いろんな意味でイタイ昔の出来事を思い出しました
いまさら言うまでもありませんが腕はいろいろな方向に大きく動きます
これは肩の関節(肩甲上腕関節)だけでなく
肩甲骨自体がいろいろな動きをすることによっても
なしえる動作ではありますが
それにしても肩甲上腕関節の可動域の広さがあってのこと
五十肩にでもなればいやというほど思い知りますが
肩の関節の動きが制限されると痛みはもちろんのこと
日常生活の動きもままなりません
股関節や肩甲上腕関節には上の図にあるような
関節唇という線維軟骨があり
関節の安定性(固定性)や滑らかな動きに役立っています
肩の関節唇の障害といえば野球のピッチャーがよくやる
肩関節上方関節唇損傷(SLAP損傷)が有名です
まあ、平たく言うとバランスの悪さやかかる圧力の強さが原因となる障害なんですが
いわば使いすぎが原因となる障害なわけです
ところが使わなさすぎでも障害が起きるケースがかなり多いとか…
先日FacebookでK-Map Chiropractic and Sports Therapyさんの投稿で
45~60歳の特に肩に症状がない方に対してMRIにて肩を撮影したところ半分以上に(被験者53名55% and 72% cohort)関節唇の断裂が見つけられたとこと
使っていないという認識だとしても
デスクワークでは意外と肩回りの筋肉が収縮し続けていて
それが原因ではないかというご指摘です
動作の場合筋肉は収縮しますがいずれ弛緩します
ところがデスクワークなんかだったら静止状態が長時間続くわけで
収縮し続ける怖さが浮き彫りになってきます
慢性の腰痛や肩こりなんかも収縮し続けた結果の症状が大半といっていいでしょう
動かしていないから疲れないだろうという認識は間違っています
一定の姿勢を維持するために筋肉は働いていると考えていただきたい
偏った筋肉が偏った作用をしていると
血流も悪くなり動いているよりも疲れる結果になったりもします
仕事なもんだからそれが何十年も続けば
いずれは大事になるということなんですね
偉そうに言ってる私自身もわずかながら肩には不安があります
年を取ってからヤバイと感じだし
毎日ちょっとずつ動かしてはいますが
不安はなくなりません
それでも将来的に酷いことにならなければOKだと思ってやっています
それにしても私らの世代の半数以上が関節唇に断裂があるなんて怖い話です
それだけでは痛みが発生しないから気づかずに過ごしているだけなんですね
Black Holes & Revelations MUSE
エピック・ロックというカテゴリーがあるそうですが
「壮大なロック」という意味なんですって
確かにその名のとおり壮大さを感じる曲であったりアレンジです
大人が聴くにはあまりギンギンな音楽だと
ついていけないというか疲れるというか…
落ち着いて聴けるロックがあってもいいと思うんですが
このアルバムは洗練された感じがします
「ブラックホール」とあるとおり
いろんな要素が盛りだくさんで
聴いていても惹かれるものがあります
今月の特集は「課題の発見と解決」
スポーツの世界だけではなく
我々の仕事でもそれ以外のものでも重要な部分です
進歩するために努力していても
前に行くことを阻害するものが必ずあります
それを「課題」と呼ぶわけですが
課題に対する明確な認識がなければ
それを解決する方法も見えてきません
私の仕事でいえば意外と本人には課題そのものが見えておらず
明らかに見当違いな項目を課題として認識し
そこからさらに的外れの解決法を続けておられる方も少なくはありません
自分の身体のことであっても専門性が高く
一般の方では理解しづらいというのもあるでしょうし
自分自身に対し客観的評価をすることも難しさはあるでしょう
特集記事を読んでいても同じことを感じました
スポーツは身体機能を極限近くまで活用します
それだけにより高度で繊細な分析が必要だということがよくわかります
連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今回のテーマは「打っ魂消た」
何人かの人に聞いてみたらこれをどう読むかわかった人は一人もいませんでした
もちろん私もこれを書くまで知りませんでした
興味があればお調べください
すぐにわかります
きっとビックリされるでしょうね
今回は方言のにスポットを当ててみました
このごろ当日に予約が埋まることが多くなっています
それだけ寒くなり昨日まで大丈夫だったのに
突然身体が悲鳴を上げる人が多いということ
1月に入っても最高気温が10℃を超える日が続き
大阪では三十数年ぶりの記録だとか…
だから暖かさに慣れ切った身体が
寒波にさらされる怖さを実感してしまいます
先日も夕方に出かける予定をしてたんですが
ポツリポツリと雨が降り出し、風が吹いてきて
いつの間にか雷までなる始末
さすがに暴風雨の中を自転車で出かける根性もなく断念
これくらいが冬としては普通なんでしょうし
東京や北海道のように雪の被害が出ているわけじゃないんですが
生ぬるい冬に慣れた大阪人としては
この寒さは身に沁みます
今年は雪を見ることもないかなと思ってたら
昨日まさかの初雪
常夏の国大阪もようやく冬らしくなってきました
アタックネットにブックレビューが掲載されました
こちらをご覧くださいませ
世界中にはいろいろな手技がありますが
意外と共通点も多く見つかります
長い時間をかけて伝承されるとき
それぞれが影響しながら変化しつつ後世に伝わっていくのでしょう
オステオパシーも東洋の概念をかなり取り入れているのを見受けます
クラニオ・ワークにもヨガの思想が取り込まれていたり
チャップマン反射は漢方の経絡とかなり類似しています
まあ、結局実効性のあるものは世界中に広がり
そして残っていくのでしょう
現代医学といえども万能ではありません
また構造的な問題点もたくさんあります
患者側として不満に思ったり不安に思うことは
いつの世にもありこの先もなくならないでしょう
医師の行う医療以外に代替医療があり
民間療法もその一つです
私自身も民間療法に身を置く人間なんですが
多くの民間療法はその正当性を高らかに主張します
それは自然な姿だと思うのですが
ただ自らの正当性や効果を発信するだけではなく
現代医学の問題点を指摘しそれを大きな論拠とする様には冷ややかな目で見ております
まるで現代医学がダメだから自分たちの行う方法がいいと言わんがばかりの本も多く目にしました
現代医学の問題点はあったとしても
民間療法などにも同じく問題点はあり
他人様の欠点を指摘したところで自分の欠点が帳消しにされるはずもなく
ひとえに商売に結びつけようとするあまり
左様な卑怯な論法を駆使するものがいることを快く思いません
まあ、私の主張はさておき
民間療法から現代医学に対する批判は昔からあったのですが
平成になったころから医者が医療を否定するという本が多く出回るようになりました
私も興味があったのでずいぶん読んだものですが
さすがに医者が自らかかわる医療に対し批判するんだから説得力があります
新谷弘実先生の本はベストセラーになったのも記憶に新しいところです
近藤誠先生はがん治療に対し痛烈な批判をしたものです
身内からの批判は見る見るうちに世間の注目を集め
これをまるごと信仰する人も増えてきたそうです
本書は医療否定本を検証するというスタンスで書かれたものですが
近藤誠先生の
「医者に殺されない47の心得」 に対抗心むき出しのタイトルです
冷静に考えてみれば現代医療の問題点も検証されるべきですが
批判意見に対しても検証が必要です
正直今まで読んできたそういった本の中には
理論だけでデータが全くないものもありました
患者にとって必要なのは理論より結果です
頭の中でこうだろうと考えたことが結果につながらないなんでいくらでもあること
もちろん様々な方法論はそれなりに結果があってこそ信じて提唱されておられるのでしょうが
問題なのはそのパーセンテージ
100人のうち1人に効果があったものを
その部分だけ取り上げてもフェアだとは言えません
…とここまでは私の考えなんですが
本書の優れている点は具体的なケースによって
様々な方法があるということが書かれ
決してどんな場合でもがん治療を受けるなという
紋切り型の主張ではなく
それぞれの場合の方法論が丁寧に書かれているので
とても分かりやすく感じました
こういう本も対決姿勢が明白で感情的なものもありましたが
本書は挑発的なタイトルとは裏腹にとても冷静な分析があり
批判本の正当性が認められるケースまで書かれていました
基本的に医師である筆者自身が
医師による治療だけではなく
本人の生活習慣が重要であることも書かれていますので
病気になったときに誰かに丸投げする患者側の問題点も指摘されています
バランスのいい本です
いろんなCDを持っているもんだと我ながら感心することもあります
以前コレクションの中からモーニング娘。のを見つけた方が驚嘆の声をあげられたこともありました
ま、今話題のグループですからネタとして大昔のベストアルバムをご紹介します
初めて私がSMAPを知ったのは会社員のころある百貨店で
朝礼前の時間に「がんばりましょう」を流していて
二週間ほど毎朝聞いたこの歌がなんとなく好きで
SMAPの存在を知ったわけです
当時は低迷期から飛躍を遂げるときだったので
今とは違う意味で話題のグループだったわけです
「BEST」ではなく「VEST」なのはシャレなんでしょうね
おなじみの曲も収録されていますが
国民的スターになる前のあんな曲やこんな曲も収録されているので
不遇の時代からの軌跡も見えてきます
今後彼らがどうなるかはあまり興味はないんですが
名曲が聴けなくなるのは寂しいものです
ぶっちゃけ原曲の方がたいてい雰囲気はいいんですけどね
筋肉というのは賢いもので
強い力で引き伸ばされ限界近くまでくると
自らの判断で「ヤバイ」と感じ本人に意思に基づかず
急に縮むことがあり、これを「伸張反射」と呼びます
その筋肉にしたらされるがままにしてたら肉離れは必至
そんなときだけ自分の判断で収縮するというシステム
難しいお話をすると筋肉の伸展を筋紡錘が察知し
脳を介さず脊髄反射で行う防御的な機能なんです
先日知人がこけたときにとっさに右手を地面についたのですが
そのとき親指が引き伸ばされ
以後親指に力を入れたら痛みが出るということでした
本来防御反応である伸張反射が
筋肉を収縮するのですが
それが過度だった場合筋拘縮を引き起こし
長期間元に戻らない場合もあります
こけたりぶつかったりするときのケガって
たいてい挫傷が多いのですが
たまに筋肉が損傷する寸前で伸張反射が起き
筋肉を守るつもりだったのdが逆に痛みを引き起こすこともあるんです
とりあえず筋線維に損傷があるかもしれないので
カウンターストレインやマッスルエナジーテクニックで
様子を見つつアプローチするも全く効果なし
それでもその反応として損傷が認められなかったので
強制的に屈筋群を押圧したり硬結部位を伸ばしたりしたら
ほぼ8割がた改善しました
とどめにカウンターストレインを施すと
痛みはすべて消えました
身体の機能というものは便利なものですが
時には逆の目が出ることもあるようです
横隔膜は私の施術手順の中ではかなり重要視している部位です
ところが横隔膜の緊張を自覚している方はほとんどいらっしゃいません
逆に言えば呼吸という大仕事を担う横隔膜に
感じるほどの異常があれば由々しき事態ということにもなりかねません
施術中に私が感じる横隔膜の緊張は軽微なものだと言えるんでしょう
横隔膜の異常にそれ以外の部位に様々な症状を引き起こすのですが
横隔膜自体の異常を自覚するものとしてはしゃっくりが挙げられます
しゃっくりは横隔膜の痙攣ですが
横隔神経、迷走神経、呼吸中枢神経に対する刺激を受けて
不随意性(自分の意思に基づかない)の痙攣が起き
横隔膜が急に収縮することで声帯が収縮してしまいます
横隔膜が収縮することはすなわち息を吸うことを意味しますが
収縮した声帯を通り急激に息を吸うもんだから「ヒック」とやってしまうわけです
大笑いしたときや過食・飲みすぎ、刺激物の摂取、あるいはタバコも誘因となります
しかし脳腫瘍や腎臓病が原因となるものもあるそうなので
あまり長く続いたりひんぱんにしゃっくりが出る場合なんかは要注意
民間療法で冷たい水を飲んだり驚かせたりすることで治そうとしますが
これらもきっと迷走神経に働きかけているんでしょうね
さすがにしゃっくりで整体を受けに来る人もいませんが
施術中にしゃっくりが出て止まらなくなったとき
横隔膜の解放という技を用いて何度か止めたことがあります
これも迷走神経に対するアプローチなんだろうと解釈しています
しゃっくりというものは突然に起こるものではありますが
実際は横隔膜にいくらかの緊張があって
それをベースに何らかの刺激で誘発するんだろうと思っています
肩こりや頭痛などの症状を持ち
頸部に不安がある方は枕に対して神経質になりがちです
枕が変わると眠れないのは序の口で
普段使っている枕でも調子が悪い時があります
そうなると調子が悪いのを枕のせいにして
自分に合った枕探しの旅に出る人も少なくありません
とっかえひっかえで枕を変えてみてもなかなか症状は軽くなりません
宣伝文句のように上手くいった人を私は知りません
考えてみれば身体に問題があって症状が現れたのに
いつの間にか枕の問題にすり替わってしまい
身体の問題は置き去りになってしまっては本末転倒
問題解決に決め手にはなかなかならないのも当然かもしれませんね
身体の問題と一口に言っても状況は複雑
頸椎のアライメント(整列性)、胸郭の硬さ、頭蓋骨の可動リズムの問題
頚筋群の拘縮、あるいは筋力の低下など
様々な問題が絡んでいるケースが多いので
手技療法だけで簡単に治らないことだってたくさんあります
腰痛館に来られた方にも施術だけではなく
普段の運動のアドバイスもさせていただいています
枕を買っても無駄というわけではありませんが
単純に一つのことにスポットを当てて
他の原因を見過ごしてはいつまでたっても治らないと思います
典型的なオフィスワーカーがどの程度の時間、座ったり立ったりすべきかについて医療関係者が提案を行う上で、新たな調査が役に立つ。複数の研究で、長時間の着席など座るという行為により、がんや糖尿病、心疾患、非アルコール性脂肪肝疾患といったさまざまな慢性疾患を引き起こすリスクが高まることが分かっている。人間工学の専門家の中には、立っているのが長すぎても健康に悪影響が生じかねないと警告する人々もいる。その中には、静脈瘤(りゅう)、腰痛や足の問題、頸動脈疾患などのリスクが高まることも含まれる。
米コーネル大学のアラン・ヘッジ教授(人間工学)は、「日中を通して自分の活動を細かく区切ることが鍵だ」とし、「一日中座っているのも、一日中立っているのもどちらも良くない」と話す。
ヘッジ教授は、これまで企業セミナーで紹介してきた研究を検討した結果、オフィスでの就労中に30分のうち20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチすべきだと勧める。同教授はこの研究を公表する予定だ。同氏によると、10分以上立っていると人は何かに寄りかかる傾向があり、そうなると腰痛など筋骨格系の症状を誘発しかねない。
英スポーツ医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン(BJSM)」は今年に入り、ヘッジ教授を含む専門家の国際パネルから出された「座ることに関する指針」を公表した。同パネルは、一日の労働時間を通して、合計2~4時間立つことと、軽い運動を取り入れるよう推奨している。さらにヘッジ教授によると、米航空宇宙局(NASA)の調査でも、仕事中に一日16回、2分間ずつ立つと骨や筋肉の密度を維持する上で効果的であることが分かっている。
英チェスター大学の教授(応用運動科学)で、同指針の筆頭著者であるジョン・バックリー氏は、「現在の科学的証拠では、一日に2時間以上立つ職業に就いている場合、主な慢性疾患を発病するリスクが低下する可能性が示されている」と指摘した。
また、英リーズ大学の教授(栄養疫学)で、米医学誌「予防医学」に先週発表された別の研究の筆頭著者、ジャネット・ケード氏は、「座りがちでない行動から恩恵を得るために外に出てマラソンをする必要はないかもしれない」と話す。「少し動くだけで、いくらか効果があるだろう」
さまざまな研究で、定期的な運動でも日中に座り過ぎていることから来る悪影響を相殺できないことが示されている。バックリー教授によると、座ることで身体の生理的変化が引き起こされ、炎症のほか糖尿病や心疾患といった慢性疾患に関連するいくつかの遺伝的要因が誘発される可能性がある。対照的に、立っていると筋肉が活動的になり、血糖の超過量が血流にとどまらず、筋肉から吸収されるという。
立っていると、座っているよりもエネルギーが1分当たり0.5~1カロリー多く消費される。従って4時間では、最大240カロリー多く消費されることになる。ヘッジ教授は、1時間以上座っていると、リポタンパク質リパーゼという酵素の水準が低下し、筋肉よりも脂肪蓄積のほうにカロリーが回ることになると説明する。
最近の小規模な研究で、長時間座っていることによる血流への影響が調査された。これは11人の若い男性を対象に実施され、実験生理学の雑誌で公表された。米ミズーリ大学コロンビア校の准教授(栄養学・運動生理学)で、この研究の筆頭著者、ジョーム・パディリャ氏によると、6時間座ったあと、脚の大動脈の一つの血管系機能が50%以上低下したが、10分間の歩行後に回復した。
同氏は「長時間座ることに伴う血管系機能の低下が長期的な血管合併症につながるかどうか判断するには、さらなる研究が必要だ」と述べた。
腰痛でお越しになられる方の中で
立ち仕事やデスクワークの方の占める割合が結構多いです
立ち仕事と座りっぱなしのどちらが悪いのかよく聞かれるんですが
両者に共通するのは同じ姿勢を長時間続けること
だから問題の本質は立つとか座るとかではなく
長時間じっとしていることにあります
動脈を流れる血液は心臓というポンプが駆動力となりますが
心臓に帰ろうとする静脈を流れる血液の駆動力は筋肉の収縮
だからじっと同じ姿勢をしていることは筋肉の伸縮がなく
心臓へ血液を送り返すだけの充分な力を得られません
そうして血流が悪くなると疲労回復がしづらいばかりか
停滞する血液は次第に冷えてきます
これが腰痛を引き起こすメカニズムの第一歩となり
仕事である以上毎日長時間にわたりそれを繰り返すことにより
慢性化しだんだん状況が悪化していくのです
この研究では単に腰痛だけではなく
糖尿病や心疾患などのリスクも報告されています
仕事である以上難しい部分があるのもわかりますが
これらのリスクを知ったうえで
意識的に動くことを心掛ける習慣をつけた方がよさそうです
2004年のアルバムです
振り返ってみると10年くらいってあっという間
新進気鋭のジャズボーカリスト小林桂も
今となってはジャズ界の大スター
資生堂のCMで「流し目プレイ☆」を歌っていたのも
ずいぶん昔の出来事なんですね
スタンダードナンバーで固められたこのアルバムが
一番彼らしい印象が残っています
伊東美咲がすごく懐かしい!
単線の列車に乗るのも久しぶり
初めてのまほろば線でやってきたのは三輪
毎年大神神社にお参りしますが電車できたのは初めて
御祈祷を受けたとき神主さんから聞いたのは「申年」の由来
元々「申」というのは「伸」からきた漢字で
申年は伸び縮みが激しくいいことも悪いこともいっぱい起こる年だそうです
筋拘縮で縮み切った筋肉がいっぱい伸び縮みしてくれるなら
私としては願ったりかなったりです
いつもは朝早く来るのですが
今年は午後からのお参りです
展望台に上れば山並に陽が沈もうとしているところでした
隣のおじさんが説明していたんですが
二上山から葛城山、金剛山と連なる山々は
大和涅槃と呼ばれるということ
何でも二上山が人の顔
葛城山が胸で金剛山がお腹
お釈迦様が寝ている姿に見立ててそう呼ぶんですって
横でじっと聞いていたんですが
人の想像力って面白いもんです
スポーツはいつ何が起きるかわかりません
だから準備が必要です
準備が必要なのはプレーヤーだけではありません
メディカルスタッフも突然のケガに対し的確に素早く対応するために準備が必要です
今月の特集は「現場の救急体制」
今回の特集記事ではコンタクトスポーツの中でも
最も激しいぶつかり合いもあるラグビーのスポーツ現場におけるメディカル体制が紹介されています
その中でも命にかかわることもあり迅速かつ的確な処置が求められる頸椎損傷にフォーカス
もしものとき何をすべきか
どういうところにポイントを当てて処置すべきかが
とてもリアルに紹介されています
<第92回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)青学大が往路に続き、復路も1位を走り続ける完全優勝で総合2連覇を飾った。
2位東洋大に7分11秒差をつける10時間53分25秒で、1977年(昭52)年の日体大以来39年ぶりに全10区間で1位を並べる快挙を遂げた。
青学大の選手のフォームは他大学と比べて、姿勢が良く、腕の振りもなめらかだ。2年前から独自の体幹トレーニング「青トレ」を導入。かつては青学大も「腹筋、背筋、腕立て」と古典的で儀式のような陸トレだった。トレーニング面でも陸上界の常識を変えるため、14年秋からフィジカルトレーナーの中野ジェームス修一氏(44)を招いた。
中野氏は単に教えるのではなく、能動的に考えさせることを重視。5、6人のグループに分け、骸骨の模型、筋肉図を前に2、3時間議論させた。
「自分でメニューを出せば5秒で終わるが、選手に考えさせた方がやる気も出る」。今では選手たちの会話に「長腓骨(ひこつ)筋、ヒラメ筋(ともにふくらはぎの外側の筋肉)」と、専門的な筋肉の名称が飛び交う。体を漫然と動かさず、鍛える箇所、その意味を理解し、トレーニングは楽しくなり、その効果も増した。
昨年からは加速力が増すフォーム作りに取り組む。頭と胴体を動かさず、肩甲骨を大きく動かす。腕は引くだけでなく、ひねりを加え、さらに可動域を伸ばした。体幹が安定したからこそ、取り組める課題。理想的なフォームに近づいた選手たちは箱根路で躍動。原監督は「うちの選手のフォームきれいでしょ。これも陸上界を変える1つのツール」と「青トレ」の効果を強調した。
トレーニングやボディーワークの世界では
身体の機能を勉強しながらその能力を高めるメソッドが広がりつつあります
かつては定番のトレーニングを一心不乱にやってたらそれでよかったのですが
最近は身体の勉強をすることにより
その競技能力向上に必要な方法を考え
効率のいい練習方法を採用するアスリートが増えてきました
アスリートだけではなく音楽家やダンサーなど
身体を使って表現するアーティストの間でも
ボディーマッピングを意識する機運が高まってきました
レベルが高くなればなるほど
言われたことを理解することなくこなすだけでは
目標とするパフォーマンスを得ることが難しいというわけです
私がかかわる方の中にも
そういう意識の高い方がおられます
トップに近い人は努力の質が高いことがうかがえます
仕事の合間合間に拝見した箱根駅伝
青学の偉業の裏側には納得できる理由があったわけです
初心忘るべからず
よく使われるこの言葉はおよそ600年前
「猿楽(現在の能)」を大成した世阿弥が
『花鏡(かきょう)』に残した言葉です
以前に月刊トレーニングジャーナルのコラムでこの言葉を題材にしたのですが
調べていると今まで私が使っていたこの言葉のニュアンスが少し違うことに気づきました
詳しいことは2014年6月号をお読みいただきたいのですが
何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならないという戒め
一般にはそう解釈されていますが
世阿弥の意図するところはちょっとだけ違うようです
花鏡にはこの言葉の注釈があり
若いころの初心
その時々の初心
老後の初心
これら三つの初心を忘れてはいけないと書かれています
一般に知られている初心は初めて道に入ったころの志をいうのですが
世阿弥は節目節目にそれぞれの初心があると説きます
必ずしも一番最初の志だけが尊いとは限りません
いろいろな経験を積んでこそわかる奥の深さというものがあります
それを承知したうえで抱く志というものも忘れてはいけません
困難を経験して覚悟を決めてその段階からの初心というものもあるということ
またさらに熟達し名人や達人と呼ばれる域になっても
上には上があるということを知り
そこを初心の起算点にするというレベルまで説いています
なんと奥行きの深い言葉なんでしょう?
腰痛館はこの3月でオープン15周年
開業した時の理想や志はあり、今も変わっていない部分もあります
しかし駆け出しのころと同じ発想で仕事をしているのも進歩のないこと
ある程度今だからこそ持てた気持ちも強くあります
15周年にふさわしい初心を持ちつつ
励んでいきたいと願います
食べ物やサプリに含まれるカルシウム どんなに摂っても骨折のリスクはある!
食事でどれだけ豊富にカルシウムを摂取していても、骨折のリスクは減少せず、カルシウムの摂取目安量とされる数字は見直す必要がある――こんな驚きの研究結果がニュージーランド、オークランド大学の研究者らによって発表された。研究では、50歳以上を対象に、食事のカルシウム量や乳製品の摂取量、カルシウムを含むサプリの摂取量が、骨折に与える影響を調査した論文46件を分析。カルシウム摂取量と骨折リスクの関係にエビデンス(科学的な証拠)があるかを検討した。
その結果、22件中14件の論文で「すべての骨折」とカルシウム摂取量に関係なしとされ、21件中17件の「股関節の骨折」、8件中7件の「脊柱の骨折」、7件中5件の「前腕骨折」もそれぞれ関係が否定されていた。
骨密度はカルシウムの摂取によって1~2%程度上昇するとしたデータはあったが、骨を強化するといえるほどの効果ではなく、骨折リスクは低下していないという。
研究者らは「高齢者の骨折予防にカルシウム摂取を進める意味はなく、むしろ運動など効果がはっきりとしている方法を取り入れるべき」とコメントしている。
研究は、英国医師会誌「The BMJ」オンライン版に、2015年9月29日掲載された。
ずいぶん以前に健康診断を受けたとき骨密度が低いとご指摘を受け
そのあとの医師との面談で牛乳を飲めと言われ
口論になったことがありました
カルシウム豊富な牛乳を飲めば骨密度が高くなるとい医師の主張に対し
カルシウムだけでは骨を構成する栄養素としては不十分な上
骨芽細胞の働きが悪くなっているかもしれないという要素が欠落していると私が反論
医師も素人に言われてムッときて感情的なお話と相成りました
いけませんねぇ
医者相手にケンカしても私の骨密度が回復するわけでもないのにね
この研究も同じ問題だと思うんです
カルシウムが骨の原材料で必要不可欠なものであることには異論はありませんが
逆にカルシウムだけでは骨は生成されないということは覚えておかなければなりません
マグネシウムなどのミネラルも必要だとわかったのは十数年ほど前のことでしたっけ?
カルシウムのサプリメントがよく売れたころ
そのあとしばらくしてマグネシウムも入ってる商品にいつの間にかかわっていました
でも、原材料だけでは骨はできません
魔法の呪文で骨になるわけではないのです
骨芽細胞といって骨を生成する工場みたいな細胞が働かないとお話になりません
この骨芽細胞というのは運動から得られる刺激で働くそうです
だから食べ物でカルシウムをとるだけでは骨ができないのは当然のこと
かつてアポロというアメリカのロケットで月に行った時代がありましたが
宇宙空間では無重力となるため
体重を支えるという負荷もかからなかったため
地球上では想像を絶する運動不足の環境となり
地球に降り立った宇宙飛行士の骨密度は低下していたといわれています
地球上にいても運動不足だと骨芽細胞が働かないため
骨密度が低下する人がおおいということなんでしょうね
骨粗鬆症のの原因がカルシウムの摂取不足か?
それとも運動不足による骨芽細胞の働きが鈍ったか?
その問題解決の大きなヒントとなる研究だと言えそうです
ちなみに骨芽細胞が働いて骨がたくさんできすぎたら大きくなりすぎると
ご心配の方もいらっしゃるかもしれませんね
安心してください!排出してますから…
どっかで聞いたことのあるようなフレーズですが
骨芽細胞が骨を作るなら破骨細胞といって
賞味期限の切れた古い骨を破壊する細胞もあるんです
骨粗鬆症は骨芽細胞が働かず破骨細胞だけが仕事をしている状態ともいえるかもしれません
骨密度が低い鯨飲はどちらなのか
しっかり見極めてから必要なものを増やさないと効果は期待できないというのがこの研究結果ではないでしょうか?
何枚か鈴木重子さんのアルバムを持っていますが
彼女の良さが一番出ているアルバムです
癒し系ボイスではあるんですが深みがあるボイスが
曲の良さを引き出しているように思います
演奏がとても好きです
昨日は一日ゆっくりさせていただきました
久しぶりに家族や兄弟が集まって楽しく過ごしました
そして本日が仕事始め
新たなる思い出スタートします
幸いなことに早くから予約をいただいています
幸先のいいスタートとなりそうです
最近のコメント