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2015/12/07

聴くということ

当たり前のことではありますが
施術する前にお話を聞きます
正直、パッと見てそれだけで悪いところがわかる
そんな優れた洞察力もも持ち合わせていませんので
一通りお話を伺い症状、経過、その他もろもろ…
「洗いざらい白状してください」と言わんばかりにお話を伺います

カウンセリングが専門ではありませんので
いろいろ聴いても全体が見渡せることもありません

むしろお話を聴いているときの私の作業は
ちょっと人とは違うかもしれません
話の中に出てくるキーワードを拾い集めて
私の貯蔵庫にあるいくつかのパターンにそれらをあてはめ
身体の中で何が起きているかを推理する時間なのかもしれません

話の中身の大半は私にとってほとんど必要のない事項なんですが
時折私に引っかかるキーワードだけを拾い集めているうちに
なんとなくでも全体像が見えてきたなら
その後始まる施術のヒントになります

ただしおっしゃることをそのまま受け取るのではなく
あくまでも身体の中で何が起きているかを認識することが目的ですので
言葉をそのまま当てはめるのではなく
私なりに咀嚼していくつかの可能性を探るという作業をしながらとなります

それらのキーワードをもとにして
身体を触って検証するという作業も習慣づいてきました
あとはわずかなヒントを見逃さない私の感性がポイントになるのですが
その感性を下支えする知識なども増やしていかないといけません

「聴く」ということは私にとって
翻訳する作業に似ていると思います

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