大掃除とぎっくり腰
あとわずかで仕事収め
そしてもういくつ寝るとお正月
しかし日本人の習性とでもいうんでしょうか?
お正月を迎えるに当たって周りをきれいに整えておく
そんな感じで会社でもご家庭でも
年末は大掃除をするのが決まり事
私のような変わり者はわざわざ寒い冬に大掃除をするより
梅雨明けに窓を外して水洗いしたり
玄関先も水をかけながらデッキブラシで洗う
そんな人とはちょっと違う習慣があるのですが
大多数の方は寒いこの時期にわざわざ大掃除をなさいます
大掃除というからには普段しないところまで
念入りに掃除をするわけですが
身体を伸ばして高い場所
身体をかがめて低い場所
あらゆるところをきれいにします
ところが普段しない動きをすると
体中が悲鳴を上げます
その場で痛めるなら用心のしようもあるかもしれませんが
大掃除の翌日、翌々日くらいに身体の異変は出てきます
毎年、大みそかまで営業していますが
「年末年始に来る人がいるんですか?」
というお声もいただきますが
意外と忙しく働いています
慣れない大掃除でぎっくり腰になる人が
けっこう毎年いらっしゃるもんなんですよ
特に大晦日ともなれば病院や整骨院なんかはたいてい閉まってます
ネットで調べてわざわざ遠くからお越しになる方もいるんです
誰だって元日から腰痛で寝込む正月は迎えたくないですからね
大掃除という行事をするなとは言えませんが
寒い時期に普段使わない筋肉を使って疲労することは
いろんなリスクをついて回ります
もし上手く回避する方法があるとするなら
大掃除をした後にラジオ体操なんかで
クールダウンをしておくことをお勧めしています
そんなに激しい動きでなくても普段使わない筋肉を久しぶりに使うと
そのあとが怖いんですが
そうなる前に疲れて縮こまった筋肉を伸ばしておくことで
リスクを最小限に減らしておくことも大事だと思います
体調や年齢やその時の疲労の加減で個人差がでることは当然ですが
何人かに一人は予想しなかった痛みに見舞われ
想像もしなかったお正月を迎える羽目になります
誰しもそうはなりたくないと思ってはいるのでしょうが
それを行動に移す人は極めて稀です
年末年始の腰痛館はそんな不幸なごく少数の人でにぎわいます
せめてこのブログを読んでくださった人には
そんな不幸を年の初めに味わっていただきたくありません
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