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2015/11/30

骨盤力 フランクリンメソッド

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骨盤力 フランクリンメソッド

骨盤を重要視することはずいぶん昔からありました
しかしその対象となるのは主に骨格であり
「骨盤のズレ」というものが諸悪の根源みたいなイメージが私にもあり
骨盤のアライメントを正せば多くの症状が治るという説もありました

しかし考えてみると事故など外部的な力が加わり
その結果として骨盤のズレが生じるというケースはあまりなく
普段の生活の中で自然とアンバランスが発生し
それが定着するような形で慢性化する人がずいぶんおられます

そこで疑問に思ったのは生活習慣の中で
少しずつ時間をかけてそうなったものを我々の施術で矯正し
そこから再び同じ生活習慣の中で過ごすということは
結局同じことを繰り返すのではないかということです

近年、骨格の問題から筋肉(筋膜)などの軟部組織に着目する考え方が現れ
異なる視点で骨盤が再注目されているように感じています

フランクリン・メソッドもそのひとつではないでしょうか?
骨盤自体は仙骨と寛骨で構成されその関節は仙腸関節のみですが
これらにかかわる筋肉の多いこと
これらの不活性が骨盤のズレを作り出していることは間違いなさそうですが
それだけにとどまらず腰椎から骨盤、そして股関節をまたぎ大腿骨にまで
これらの筋肉は走行しますので
その不活性は数多くの症状を作り出すのも事実です

フランクリン・メソッドはボディーワークとして
普段意識しない(できない)これらの筋肉を意識したうえで
自らのボディーマップをイメージさせるものだと感じました
無意識で不活性になる組織はたくさんありますが
意識して動かすことで活性化するのが目的のようです
このボディーワークを習慣づければ
身体にかかわる多くの問題を解消できるかもしれませんし
ひょっとしたら潜在能力も高まるように思います

アレクサンダー・テクニックなどと共通するのは
自らの力で身体の能力を高めること
その機能と構造を理解するにも意味のあることだと思います

この本を買ったのはずいぶん前なんですが
エクササイズを実際にやりながらだと読み終えるのにずいぶん時間がかかりました

私見ではありますが…
東洋の臍下丹田という概念は
ここで重要視される骨盤底に関係しているんじゃないかと
秘かに思った次第です

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2015/11/29

VIANO Classics

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VIANO Classics 斎藤圭土・ヴァスコ・ヴァッシレフ

先日のコンサートのときに買ったニューアルバムです
レ・フレールの斎藤圭土とロンドン・ロイヤル・オペラハウス・コンサートマスターのヴァスコ・ヴァッシレフご両名のユニット「VIANO」
今回同時に2枚のアルバムをリリースされたそうですが
コンサート中に演奏された楽曲が好きでこちらの方をチョイス
「Classics」とある通り圭土氏お得意のブギウギは封印し
クラシック調の曲が収められています
圭土氏の作曲ではありますが
ご自身よりむしろヴァスコ・ヴァッシレフの聴かせどころの多い作品となっています
さすがにヨーロッパ屈指のヴァイオリニスト
その力をいかんなく披露した作品だといえます

聴きこむほどにその良さが伝わってきます
ヴァイオリンの演奏が素晴らしいのは言うまでもありませんが
その力を引き出すコンポーザーとしての
圭土氏の能力にも驚きです

圭土氏=ブギウギという印象が強かったんですが
引き出しの多さに驚かされました

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2015/11/28

しらす丼

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レシピというレベルのものでもありませんが
釜揚げしらすを見るとごはんの上にたっぷり乗せて食べたくなります
今回はネギを刻んでしらすと混ぜ合わせてトッピング麺つゆをかけて
真ん中におろし生姜を乗せれば出来上がり

この季節になるとこれを食べている人が多いようなので
自分も食べてみたくなりました

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2015/11/27

悪戦苦闘 その後

ルーターを替えたのが一週間前
トラブルもあったものの何とかインターネットにつながり一件落着
気持ちよく使っていたのもつかの間
今度はセキュリティーソフトのアップデートができないという表示が表れだしました

NTT西日本から送られてきたセットアップのCDでは上手くいかなかったことを思い出し
そのCDでセットアップツールをインストールしようとしたら
前回と同じエラーがでました
きっとこれとセキュリティーソフトが関連しているんだとにらみ
NTT西日本に電話

すったもんだの末に送られてきたCDのバージョンが
Windows10に対応していないことが判明
NTT西日本さんでもまだ混乱しているんですね
オペレーターの方も原因がわからず
いったん電話を切って調べていただいてようやくそれがわかりました

結局NTT西日本のサイトから新しいバージョンの設定ツールをダウンロード

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今回はオペレーターもずいぶん悩まれて
なんとか無事終了
OSが変わるとこんなトラブルも起きるんですね

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2015/11/26

本末転倒

最近セミナーの案内メールがやたらと多くなっています
その多くは経営セミナーの案内
手技療法の技術を教えるというよりも
経営テクニックを伝授しようというものがやたら増えてきたように思います

昨今、整体院のような国家資格を持たないところだけではなく
柔道整復師や鍼灸師の国家資格をお持ちの方でも
厳しい時代になってきています

エエカッコしても潰れてしまっては元も子もありません
理想を貫き通すのも経営が成り立っていることが大前提だろうと思います

それにしても経営セミナーのメールを見てたら
露骨にいくら稼ぐとか
どうやったらリピーターが増えるだとか
お金を稼ぐことを目的とした
こちら側本位の話題がズラリと並びます

前は何度かメールに目を通したのですが
気分が悪くなって今では読むことなく迷惑メールとして処理します

利用者の方が見られたら呆れるだろうなと思うくらいこっち側の事情ばかり
私だったら間違えてもそんなところには行きたくはありません
それでもそんなセミナーが多いということは
経営難にあえいでなりふり構ってられなくて
そんなセミナーを受講される方が多いからなんでしょうね
ニーズのないところに商売はありませんから

誰だってギョーカイに足を踏み入れるときは
素晴らしい施術で結果を出して
多くの人に喜んでもらいお金も儲かる
甘い夢を見ただろうなと思うのですが
そんなことも言ってられないのでしょう

技術だけで経営が成り立つとも思ってませんが
小手先の経営テクニックだけで長期的な安定した経営はできないだろうと思います
そこらへんのバランス感覚は忘れてはいけないです
私が知る限り身体の悩みを抱えて来られる方の期待に応えることのできない人は
あまり長続きした記憶がありません
先ずはそこからだと思うんですけどね

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2015/11/25

応急処置とリハビリ

先日久しぶりに捻挫の方がお見えになりました
来院前に話をしてた時
「捻挫の場合は初期の対応が大事だから病院に行ってほしい」
とお断りしたんですが
聞けば捻挫をしてからもうずいぶん日にちが経つけど治らないとのこと
こういう場合は外果(くるぶし)の骨折や中足骨茎状突起の剥離骨折
あるいは前脛腓靭帯や脛骨と腓骨の骨間膜の断裂も疑わないといけないので
そういう場合は手技療法は役に立ちません

それでもなんとかということで拝見したんですが
まあ、なんとか骨折や靭帯の断裂もなさそうなんで
施術をさせていただきました

結局は周辺組織の癒着や拘縮で
足関節全体が固まった状態でしたので
それを楽にしたら飛び跳ねることができるまでに回復されて一件落着

これは私が上手く施術したというわけではなく
受傷後の処置を全くしなかったのと日数が経ってからのリハビリがなかったことが原因といえます
「軽い捻挫」という認識で全く放置していたのが裏目に出たわけです
私も含めてかもしれませんが
「軽症」と自己判断した場合医者に行く人は少ないでしょう
でも症状によっては初期の対応で早く治癒する場合もあるんです

数か月前に月刊スポーツメディスンに捻挫の特集があり
ずいぶんいろいろなケースがあり
捻挫の対応も難しいものだと感じましたが
やっぱり病院できちっと診てもらったうえで
必要な処置をすることが最短距離で治るということを実感しました
実際上は病院で受診しても後から重症であることが判明するケースもあるくらいですから
自己判断の怖さを感じる次第です

10年以上前にも内反捻挫でギブスをはめ
痛いからといってリハビリをせずギブスを装着したままで2年間過ごした方がとんでもないことになり
ちゃんと歩けるまで数年間かかったケースもありました
痛いから動かせないというのもわからないでもないのですが
2年間も関節を動かさず筋肉もまともに使わないとあっては
廃用性萎縮を起こすのも当然のこと
その痛みは捻挫による痛みではなく
自らが作った別の痛みになっているわけです

「安静」と「動かす」ことは状況によって上手く使い分けないといけないのです
病院にいったからすぐに治るわけでもありませんし
たいそうな処置をしてくれるとも限りませんが
客観的な状況を把握したうえでどう過ごしていくのかの話は聞かせてもらえると思います
薬よりもそっちの方が重要なのかもしれません

整体に来るのは最後の最後でいいと思っています
物理的な損傷が疑われる場合はまず病院で受診なさってください

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2015/11/24

準備

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来年の手帳とカレンダーを買ってきました
同じこの手帳を使うのは3度目になります
今はこの手帳に予約や予定を書き込んでいます
いつ電話がかかってきてもいいように常に持ち歩いています
来年はもう少し小さめのをと考えたんですが
比べてみるとやっぱりこれが使いやすそう
で、結局いつもと同じ

もうそろそろ来年の予約も入りそうなので
早い目に用意しました
12月からこれを使う予定です

卓上カレンダーも例年2つ置いてあって
その月の分と翌月分を表示していますので
月がまたがった予約でもすぐに見ることができます

カレンダーや手帳が変わると
なんとなく気ぜわしくなってきます
年賀状以外は他の月と大して変わりはないんですが
気持ちだけ浮ついてきます
きっと忘年会があるからでしょう

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2015/11/23

悪戦苦闘

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なんでもいまどきはネット回線を悪用して国際電話をかける輩がいるとか
そういう犯罪を排除するためにNTTに国際電話がかけられない設定にしてもらいました
そのときに料金が同じでネットが早くなるということで
モデムの取り換えを促されました
接続設定などは自分でやらないといけないのですが
何とかなるだろうと届いたのがこのモデム
ところが設定をしようとすると覚えのない項目があり作業は中断

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思い出してみると光回線に変えたときは
NTT西日本の人が来て接続設定をしてもらったんで
自分ではやってなかったんです

15年前のIDだとかパスワードとかはあるんですが
それを入力してもダメ

結局翌日プロバイダーに電話をして
設定のやり方を教えてもらい一件落着

しかし「接続先名」も「ユーザー名」も
自分が知っていたものとは違うものでした
一応今後のためにメモはとっておきましたが
設定作業も少しずつ変わっていくみたいです

やっぱりこういう作業は大きらいです

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2015/11/22

Any Key OK!

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Any Key OK! 保坂俊雄&イルカ

保坂俊雄氏は何を隠そうイルカさんの実の父親
シュリークス時代ご主人とユニットを組んでいたことは有名な話ですが
お父上までミュージシャンだったとは知りませんでした

実は戦後に活躍されたサックス奏者で
ビッグバンドのバンマスだったとか

微笑まし親子共演のアルバムというわけです

イルカさんが一世を風靡したのがちょうど40年ほど前
フォークシンガーだった彼女がジャズのスタンダードナンバーだすことを誰が想像できたでしょう
フォーク少年だった私が生意気にもジャズバーに通うようになったのも同じようなものかもしれません
それだけ月日がたったということなんでしょう

アルバムは昔懐かしいジャズが中心
しかし知らなければ「あの」イルカさんが歌っているとは誰も気づかないかもしれないでしょう
でもオールドファンとしては無難にまとめ上げた歌には感動できません
やや凡庸なボーカルとしての印象が否めません

まあ、かつて大好きだったからこそハードルが高いのかもしれませんね
息子の冬馬くんとの共演もされているとか
こういう形で親子のほのぼのとした雰囲気も彼女らしい一面といえるかもしれません
あんまり難しいことをいってはいけないそんなアルバムです

こそっと北村英治さんみたいな大物も参加されています
あなどれませんねぇ

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2015/11/21

ハリハリにゅうめん

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気温が下がると同時に食べなくなる食材も少なくありません
夏野菜なんかも一年中売ってはいるんですが買う機会はグンと減ります
そうめんも長いこと食べてなかったですね
夏にいただいたものが結構残ってたので使ってみました

むかしはりはり鍋といえば鯨肉と水菜
今ではなかなか手に入らない高級品となりました
松茸と一緒で高級品となれば食べたくなるのが人情
むかしのように安くていくらでも手に入ったなら
意外に食べないような気がするんです
もっと他に美味しいものがたくさんあるわけですからね
小学生のころ給食で出た鯨の竜田揚げなんか
クセがあってあまり好きなメニューではなかった記憶があります

それはそうと…
やっぱり豚肉の方が安くて食べやすい食材ですし
バラ肉の脂と味噌の相性がいいもんだからこっちの方が美味しいと思います

味噌・醤油・酒・みりんで味付けして
豚バラ肉を入れ即座に水菜をいれます
やっぱりサッとつけるくらいの方が食感がいいですね
いわゆる『バリ固』ってやつです
そこに茹でて水でしめたそうめんを入れたら出来上がり

味噌味とそうめんは悪くありません
豚肉の脂が程よく絡んできます
温まりますねぇ

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2015/11/20

風邪は万病のもと

近頃、周りで風邪をひいたという人がたくさんいます
案外真冬よりも天候が定まらないこの時期の方が
自律神経が乱れやすくウィルスそのものの流行というよりも
体調不良に乗じてウィルスに冒されやすいんじゃないかと思っています

「風邪は万病のもと」って言われますが
身体自体に不安を抱えている状態だと
風邪だけではなく他の病気のリスクも高まるからだと思うんです
確率的に風邪がもっとも罹りやすい病気だから言われる言葉であって
そういう状態が長く続けばろくなことになりません

私は「腰痛になる人は風邪にもなりやすい」とよく言うんですが
これも疲れ切った状態だったり
身体が冷えていると腰痛になりやすいわけですが
こんな身体は風邪のウィルスが見逃してくれるとは限りません
同じ環境にいても風邪をひきやすい人もいれば
なかなか風邪をひかない人もいます
ウィルスにさらされる機会は同じでも
身体の機能がしっかり働いていて
免疫力が高ければ風邪のウィルスに冒されることも少ないと思います
だから腰痛になるくらいのレベルまで身体が悪くなれば
風邪もひきやすいというわけ

やっぱり最後は体力勝負です

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2015/11/19

人間の分際

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人間の分際 曽野綾子

人は今の自分や今の環境を否定することから
成長したり飛躍を遂げたりすることができます
向上心とは現状に甘んじることなくより良き自分を目指すことが原点であり
人類はその積み重ねで進歩してきたというのは動かしがたい事実です

そうやって目標を持つことはいいことなのですが
人生って上を向いて歩くしか道はないのでしょうか?
逆に足元を見つめ自分の立っている場所を
たまには確認するのも新鮮なように思います
自分が立っているところや自分自身を
肯定的に見つめるアプローチも悪いものではないはずです

どちらの生き方がいいという二律背反の考え方に縛られる必要はありません
人生を歩むにおいて複数のアプローチを持つことが
より豊かな人生を歩むためには必要なことかもしれません

『人間の分際』というタイトルも
世間の常識的な発想でイメージすればきっとネガティブなとらえ方になることでしょう
しかし虚心坦懐に自分自身を見つめてみれば
「今」という時間に対し良さを見つけることも可能なように思います
「今の自分も悪くないな」と感じることができたら
ほんの少しだけ幸せを得られるような気がします
そしてそこから見えてくる未来の自分も拓けたものになるかもしれません

がんじがらめになっている人って世間にはたくさんおられますが
自らの考え方ひとつで心のありようがかわるのもわかるような気がします

ブックレビューになっているかどうかわかりませんが
『人間の分際』を読んで得たイメージはこんなところです

脈絡のなさはいいとこどりの編集本なので仕方のないところですが
名言集の中でいくつか感じるところがあればそれでいいと思います

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2015/11/18

開いた口が塞がらない

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今回は話が長くなったので2回に分けます
月刊トレーニングジャーナルの連載コラム
「身体言葉に学ぶ知恵」の今月のテーマは「開いた口が塞がらない」

ビックリしたとき人はいろんなリアクションをしますが
呆れかえって茫然自失になることもあります

「期待は失望の母である」という言葉もありますが
他人の行動を当たり前のものとすることは危険です

今回は人に対する期待とそのときの心の持ちようについて考えてみました


話は変わりますが『身体言葉に学ぶ知恵』の連載も6年を超え
多くの方から励ましのお言葉を頂戴しています
先日もある企業のオーナー様から
社員教育の一環として職場の掲示板に
『身体言葉に学ぶ知恵』のコピーを掲示し
従業員の皆様に読んでいただいているというお話を伺いました
つたない文章ではありますが
そういうお声を聴くと勇気が湧いてきます
「開いた口が塞がらない」と言われないように
今後も興味を持って読んでいただけるものを作っていきたいと思います


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2015/11/17

月刊トレーニングジャーナル12月号

月刊トレーニングジャーナルに連載させていただくようになり早6年
自分自身の興味もアスリートの身体に向くようになったのも事実ですし
仕事自体もアスリートの需要が増えたというのも大きな変化

アスリートだから特別変わったことをするわけではありませんが
身体能力のマックスを使う競技者だからこそごまかしがきかないわけで
身体のどこかに異変があれば様々な形でパフォーマンスに影響をもたらします
また身体活動というものは多くの連鎖によって成り立つわけですから
一つの部位の異変もまた連鎖し
全く異なる部位で症状を発生させるケースが多いのです

物理的な損傷もありますが
腰痛館に来られるアスリートの多くは慢性の症状で
直接の原因となるものが不明なケースが多く
施術そのものも大事ではありますが
それ以前にそうなったいきさつの見極めが施術の大前提となります

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月刊トレーニングジャーナル12月号

今月の特集は「長引くケガ、古傷への対応」

本特集でもそういった「分析力」について皆さん苦心されているのがわかります
「結果」「原因」「因果関係」というのは必須要素ではありますが
それも一つに絞り切るのではなく
複数のストーリーを並べ比較考慮しつつアプローチするといった手法には賛同します

非常に興味を持ったのは「アブレスト能力(並立能力)」という概念
身体の動きの中で「力」「しなやかさ」「バランス」などの要素を同時に求める
これが最も大切で最も難しいことだと思います
筋力に劣る日本人でもアブレスト能力を高めることで
筋力に勝る者以上の動きができる
武道でよく言われる概念です

それを会得する具体的な方法論があるというのは驚きです
稽古に稽古を重ねてそういうものをつかむというのが習わしでしたが
こういった武道の本質的なことまで研究されているんですから時代が変わったとしかいえません
私個人としてもそういう研究は食いついてしまったのですが
やはりポイントは「脱力」にあるのかなと感じました

河合先生の隣接した筋のトーンの変化が筋膜の癒着を生むというお話にも興味を持ちました
私も似たような考えで筋膜の癒着に対するアプローチをしているのですが
きめの細かい解説と具体的なアラートパターンの説明はとても参考になりました

奥野先生の慢性症状が長く続く部位には異常な新生血管が生じるという知見にも驚きました
通常は血液が大量に流れることで治癒していくわけですが
それが逆に痛みを増進しているわけですから
これまで知っていたことと全く反対の現象なんですからね

今月も読み応えありです

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2015/11/16

VIANO

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大丸劇場にくるのも久しぶり
この日は斎藤圭土さんとヴァスコ・ヴァッシレフのユニットVIANOのステージ
たぶん5年位前たまたまテレビでやってた斎藤兄弟のユニット、レ・フレールを見て
圧巻の連打に興奮してCDをゲットしたのですが
今回はロンドン・ロイヤル・オペラハウス・コンサートマスターのヴァスコ・ヴァッシレフとの共演

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二人のはじけるような演奏は迫力十分
斎藤圭土さんのブギウギのソロはやっぱり彼らしい演奏です
クラシックの枠を外したヴァスコ・ヴァッシレフの演奏はある意味攻撃的
おそらくクラシックのコンサートではこういう面は見られないと思います

最前列のおばさおねえさんたちはきっと斎藤圭土さんの熱烈なファンなんでしょう
スタンディングオベーションで歓喜の拍手
やっぱりCDで聴くより生の方が伝わってくるものが違います

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2015/11/15

CHASIN’THE WIND

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CHASIN’THE WIND 憂歌団・増田俊郎・内田勘太郎

F1ドライバー、アイルトン・セナが事故死したのは1994年のこと
どういうつながりかわかりませんがセナに捧げるアルバムとしてリリースされたのが1995年
憂歌団のアルバムはたいてい持っていたので
そのノリでゲットしたのですが
持っていることさえ忘れてました

憂歌団としてではなく勘太郎さんソロとして参加しているのは
憂歌団とはテイストの違う演奏だからなんでしょうかね?
勘太郎さんにしては珍しいバリバリのロック演奏
聴きごたえ十分です

CDラックの整理をしているときに見つけたんですが
今聞いてみるとシブイじゃないですか
増田さんの歌もカッコイイ!

ガチガチの憂歌団を期待したらハズレですが
(当時はそれであまり聴かなかった)
逆に強い思い入れがない方が
このアルバムのよさが見えてくるように思います

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2015/11/14

中華風野菜炒め

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沙茶醤があるとついついいろんな料理に入れたくなります
今回は野菜炒めに使ってみました

細かく刻んだニンニク(たまり漬)と生姜のみじん切り
そして八角を油で熱して鶏肉を炒めます
ある程度火が通ったところで
ナス・タケノコの水煮・シイタケ・パプリカ・しし唐を入れさらに炒めます
味付けはシャンタン・醤油・オイスターソース・沙茶醤・甜麺醤で味付け

野菜の彩が鮮やかです
これでちょっとした本格中華が楽しめます

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2015/11/13

期日前投票

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11月22日は大阪府知事・大阪市長選挙
毎度のことなんですが
自宅のある瓜破から職場のある喜連まで出てきて
休憩中にもう一度瓜破に戻り投票所に行くのは結構大変
予約状況によってはいけないケースも想定できますので
ここ数年はいつも平野区役所まで出向き期日前投票をします
瓜破に帰るよりこちらの方が職場から近いし
時間のある時いつでも出かけることができます
しかも帰りにスーパーに寄って帰れますから一石二鳥

いつも区役所に行くと気になるのは地下の食堂
そのうちいつかとは思っているんですが
なかなか外食する機会に恵まれません

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2015/11/12

予約なし

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腰痛館は完全予約制ですので
ご予約なしにお越しいただいても
お断りすることもございます

どこから入ってきたのかな?

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2015/11/11

腹筋

先日、ある医療機関を受診したら
「腰痛を治すためには腹筋と背筋を鍛えないといけない」といわれ
ずっとそれをやってたら余計に腰痛がひどくなった
そんな状況で腰痛館を訪ねられた方がいました

腹筋と背筋の運動が腰痛にはいいというのも
ずいぶん昔に聞いた話ですが
ここでいう腹筋運動とは「シットアップ」

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むかしからよくあるトレーニング方法です
ところがこれもやり方を間違うと腰痛がひどくなることもあります
腹筋運動といえばコレ!
そんな感じも世間にはありますが
実はこの運動は腹直筋だけではなく
大腰筋も作用します

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右の図の大腰筋はご覧のとおり
腰椎から足の骨まで伸びています
腰痛の多くはこの筋肉の拘縮から起きるもので
腰の骨がこの筋肉により強い圧迫を受けるのが大きな原因の一つだと考えられています
だから縮み切った大腰筋をさらに縮ませる運動は
腰痛を悪化させるには十分なものとなります

シットアップそのものも我々が学生時代にやったものとは
ずいぶんやり方も異なります
膝を曲げて顎を引いて
角度も状態を90度まで起こすのではなく45度くらいまで
などなどいろいろな約束事があります

その方は私よりも若い年代ではありますが
今の正しいシットアップのやり方をご存じなく
むかしの方法でなさってたそうで
なるべくして腰痛になられたといってもいいでしょう

近年腰痛関連で行う腹筋運動は
「体幹トレーニング」と呼ばれるものが主流で

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腹巻のような腹筋の腹横筋や

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斜めに走行する内腹斜筋や外腹斜筋を鍛えることで
腹腔(お腹全体)の空気圧を高め
背骨にかかる負担を軽減するようなやり方が提唱されています

オリンピック日本代表団のドクター金岡恒治先生が提唱されている
体幹トレーニングでこういうのがあります

Img136
(「一生痛まない強い腰をつくる」より)

バラバラの腹筋運動ではなく腹筋群全体を鍛え
腰痛予防をしようという方法に変わってきています

腹筋=腹直筋というイメージが強いのは昔の話
最近はいろいろな腹筋が注目されています

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2015/11/10

恵みの雨

大阪では早い時期から台風がきたものの
台風シーズンの10月には全く来ないという珍しい事態
いや、フツウの雨さえもあまり降ることなく
行楽地にとってはラッキーな年だったかもしれません

そんな大阪でも昨日、一昨日と連続の雨
うっとうしいと嫌がる人も少なくないでしょうが喜ぶ人もいます

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菊菜

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青梗菜

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ホウレンソウ

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クレソン

この二日間雨で一気に成長しました
毎日水やりはしてますけど
自然の雨とは全然違うのに気が付きました

長い時間をかけて少しずつ降る雨と
短時間で大量の水をやるのとでは
吸収する水の量が違うのでしょう

自然に力に改めて感動しました

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2015/11/09

ずれる

先月から玄関の戸のカギが閉まらなくなりました
長年使っているうちに内外のカギの位置がずれてしまったようです
先月中にカギを外して再び取り付けて
内側からはカギがかかるようになったのですが
外からはカギがかからないまま
カギをシリンダーに差し込もうとしても引っかかってしまいます
まだ微妙にずれていたようです

それ以来あの手この手で試してみても
カギ穴がきちっと重なり合うことがなくて
別の出口から出ていました

昨日父親に手伝ってもらいカギを差し込んだ状態で
内側のパーツを取り付けようやく内外両方からカギがかかるようになり一件落着
あれやこれやと考えてようやく方法を思いつきました
素人の仕事ってこんなもんかもしれません

骨盤のズレをなおすのも難しいですが
カギのズレもなかなか難しかったです

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2015/11/08

Weightless

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Weightless Marconi Union

「癒し系」と呼ばれる音楽は山ほどありますが
しかしどの程度の効果があるかを数値化して検証されたものはそう多くはありません

マルコニー・ユニオンは英国のユニット
英国音楽療法アカデミーとの共作で作られたのが本作品
最初からピンポイントで目的がはっきりしたうえで作られた音楽です
被験者の不安感を65%減じさせ
心拍数を35%抑える効果があるんだとか

タイトルの通り無重力の宇宙空間にいるような雰囲気
我々は重力により大地で生活が営めますが
逆に重力により地上に縛り付けられているというのも事実
潜在意識の中にもそういう縛りがあるのかもしれません
重力による心の縛りを取り除いてこそ人は自由になれる
そういう状態は無意識のうちに「安らぎ」を作り出すのかもしれません
きっとこの音楽を聴いても形に見える「安らぎ」とはそもそも種類が違うように思います

ちょっと不思議な音楽ではありますが
この音楽を聴いていると水の中に漂うような安心感が芽生えます

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2015/11/07

豚の生姜焼き

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カナダのお土産でメイプルシロップをいただきました
左党の私ですからケーキも作りませんしお菓子も作りません
どこで使おうか考えていたんですが
豚の生姜焼きのタレに使うことを思いつきました

醤油・酒・みりんをそれぞれ大さじ2杯
メープルシロップを小さじ1杯
それとベランダで採れた新生姜もすり下ろして投入

後は焼きながらタレをかけるだけ
深みのある程よい甘さを感じます
自前の生姜も大量にいれたので美味しかったです

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2015/11/06

タイミング

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毎年11月上旬になると同じようが画像がアップされます
だいたいこの時期に扇風機を倉庫にしまい
ハロゲンヒーターを出してきます
そうすれば手間は一回で済み
狭いスペースを有効に使えるわけです

昨日午前中にヒーターを出してきたのですが
そのあと昼ご飯を作って食べたら汗だく
扇風機のお世話になろうかと思えば
このハロゲンヒーターが鎮座しています

仕方がないのでしばらくうちわであおいでいましたが
絶妙なタイミングの悪さに苦笑いするしかありません
昨日は24℃まで上がったそうです
午後からの仕事中も温度計は27℃を指します
結局久々に夜まで窓を開けっぱなしの一日でした

去年も11月の最初は20℃を超えていましたが
さすがに夏日一歩手前の24℃には驚きです
「霜月」という名にふさわしくない11月の初旬です

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2015/11/05

靴下

昨日初めて暖房を入れました
もちろん午前中だけのことなんですが
部屋の温度が20℃を切ると暖房を入れます
私は動いているから年中半袖でOKなんですが
施術を受ける側はベッドでじっと寝ているんですから
30分もしたらそこそこ冷えてきます

せっかく施術をしても冷えてしまったら効果は期待できません
これからは温度計とにらめっこしながらつけたり消したりしないといけません

先月の中頃は27℃にまで気温が上がった日もあったので
靴下を脱いでいても気持ちよかったんですが
さすがに今は靴下を脱いでじっとしてたら足元がひんやり
こんなところから風邪をひくんだろうと思います

特に足元が冷えやすい女性ですと
厚手の靴下を履いてらっしゃる方もいるようです
「厚い靴下を履いているのに足が冷えるんです」
という声もよく聞くのですが
少し考えればわかることで
靴下は体温より低いわけで
そんな靴下がいったん冷えた足を温める力があるのかといえばそれはムリな話

所詮それ以上冷えにくくするために履くのはいいことですが
すべての期待を靴下にかけるのは酷なこと
だから冷える前に履いて予防するという
消極的な効果があればその責務を果たしたことになります
まあ、最近ではいろんな靴下も出ているそうですが
私自身試したこともありませんので何とも言えません

冷えてしまった足を温めるには血液の循環をよくしてやるしかないわけで
自分でできることといえば歩いて
ふくらはぎの筋肉を使い血行を促進することが一番
あるいは手技療法で足を揉むなりさするなりして
強制的に血液の流れを促進するのも一つの方法ですが
それでも冷え切って身体に勢いがない人なんかは
施術をやめるとすぐに元に戻り
また時間がたてば冷えてしまうことも少なくありませんから
私も施術中は足にかける時間を長くすることもあります

これから本格的に寒くなるシーズン
冷えに打ち勝つことは体調管理の大きな部分を占めます

靴下も重要なアイテムのひとつです
しかしそれだけでは足りないことがあるのも知っておいてください

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2015/11/04

浮き指

小学生の8割が危険!?「浮き指」って何?

<小学生の8割が、足の指が地面につかない『浮き指』で、まっすぐ立てない>。東京都品川区の小学校で全児童の足の状態を調べたそんな結果が、注目を集めている。普通は立ったときに5本の指が地面につくが、浮き指は足の指が地面につかない状態だ。「浮き指の子は走るのが遅い」との説もあり、運動会シーズンの秋には気になる話題。浮き指にはどのような弊害があるのか。

足の病気に特化したクリニック「足の診療所」(東京・表参道)院長の桑原靖先生に聞いてみた。「浮き指という医学用語はなく、外反母趾(がいはんぼし)やハンマートゥ(槌指・つちゆび)などの足指の骨の変形によるものだと考えられます。その主な原因は扁平足(へんぺいそく)です」と桑原先生は指摘する。

生まれたときは誰でも扁平足だが、歩いたり走ったりしているうちに、土踏まずを構成する筋肉が発達して、9歳ごろまでに土踏まずが形成される。ところが、乳幼児期から学童期に足をあまり使わないと扁平足のまま成長してしまう。また、骨格のせいで土踏まずが形成されにくい人もいるそうだ。

「扁平足は単に土踏まずがない状態だと思っている親は多いかもしれません。しかし、最大の問題は、足首が内側にねじれた状態で立ったり歩いたりしていることです。そのため、体のバランスが取りにくく、足の筋肉や骨に負担がかかります。外反母趾や巻き爪などにもなりやすい。疲れやすく、姿勢が悪くなり、走るのも遅くなりがち。長期的に考えれば、腰や背中にも影響があります。ひどい場合は20代前半で痛くて歩けない状態になることも」

改めてわが子の足を観察してみよう。立った状態のとき、足の指が曲がって地面から浮いた状態になっていたり、扁平足になったりしていないだろうか。

子供が目線は落とさずまっすぐ前を見て立ったとき、親が土踏まずの部分に2本指を入れて土踏まずが持ち上がるかどうか確認しよう。持ち上がる場合は問題なし、持ち上がらない場合は扁平足。
「外反母趾やハンマートゥ、扁平足は足に合った靴を履き、インソール(中敷き)で補正することで予防が可能です。靴を買うときには、まずインソールが外れる靴を選ぶことをおすすめします」と桑原先生は強調する。インソールが外れる靴は、足の健康を考えて設計されていることが多いからだ。

「大き過ぎる靴や紐やマジックテープがない靴を履いていると、靴が脱げないように無意識に足の指を曲げるため筋肉のバランスが乱れ、指が変形してしまいます。特に、10歳までの子供の足は変形しやすいのです」

かかとを固定しないビーチサンダルやミュールはNG。靴底が左右非対称の靴は、履き続けると足を変形させる恐れがある。子供が小学校高学年で扁平足になっているなら、足や靴の専門家に相談しよう。足の裏のアーチを補正するインソールを入れ、足が内側に曲がったりせず、まっすぐ立てるか確認してもらうといい。インソールは土踏まずの部分が硬い材質がおすすめだ。

痛みなどすでに足のトラブルを抱えている場合には、足の診療所やフットケア外来を開設している医療機関を受診してみるとよいだろう。変形や痛みが強い場合の治療用インソールはオーダーメードで、健康保険が使える。足は体の土台。子供が将来困らないためにも親子で大事にしたい。

エライ時代になったもんです
この傾向が続くとひょっとしたら足の指が退化するかもしれませんね

浮き指の子は走るのが遅いってある意味当然かもしれません
指で地面をつかもうとする力が入らないのですから
安定性に乏しくなります
人の身体は本能的にまず安定性を確保したうえでないと動きません
いつ転ぶかわからないような走り方だと走るためのパワーも自ずと抑制されます

腰や背中に影響があるというのも当然
ここには足関節の記述しかありませんが
このような形になれば股関節は外旋・外転し
骨盤も寝たような格好になるはず
つまり腰が曲がっているような状況になるわけですから
腰痛の可能性も高くなりますし背中から首にかけてのバランスも悪くなり
どこにどんな症状がでるかわかったもんじゃありません

この問題の本質は足の外側に体重をかけていること
スポーツの動きでなくとも親指側、つまりは身体の内側に体重をかけなければいけないのですが
それができていないというのが一番悪いことだと思います
スポーツの早くて強い動きをするとき
必ず身体が軸を中心とした動きになります
このような足の使い方だと軸がなくなり
それぞれのパーツがバラバラの動きしかできず
パワーロスはもちろんのこと力強い動きは期待できそうにありません

インソールで矯正するのも一つの方法ではありますが
正しい歩き方と足の使い方を説明してあげて
子供たち自身に理解させるのも大切に思います

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2015/11/03

TENGO

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一月以来の阪急六甲駅
これから山に登ろうというのではありません

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駅から徒歩5分ほど
里夢さんが目的地

0001

TENGOのライブツアー神戸公演の初日です
一月は久保比呂誌さんらのユニットでしたが
今回は1年半ぶりのTENGOで登場

『灼熱のジプシーサウンド』とフライヤーに書かれていましたが
看板に偽りなし
ヨーロッパからロシアにかけてのロマ音楽を
情熱的に演奏されます
空気がほとばしるような感覚はジプシー音楽ならでは
心が熱くなる音楽です

来春3月は大阪での公演も開催されるようで
一番乗りで予約してきました

「来年のことをいうと鬼が笑う」といいますが
一月、二月、三月と早々にライブの予定が埋まってきました

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2015/11/02

サルコペニア研究

Sq175
月刊スポーツメディスン175

今月の特集は「サルコペニア研究」
サルコペニアって初めて聞く言葉ですが
筋量の減少ということ
元々は加齢による筋量の減少という概念だったそうですが
加齢以外に明らかな原因のないものから
疾病を原因とするものや栄養の問題によるものも含まれるようになったそうです

いずれにしても筋量減少は歩行困難につながります
よくこのブログでも申し上げます通り
人間は生まれてすぐには自分の身体を支えることができず
生後一年程度で立って歩くことができるようになります
それ以来自分の身体の重さをあまり感じることなく
当たり前のように重力に抗って立ちそして歩きます

ところが加齢により走る力がなくなり
次第に歩くのが遅くなり
歩き方も変わり
自分の身体を支えることさえままならず
寝たきりになっていく方が
大勢おられることは皆さんもご存じのはず
さらには腰痛や膝痛など下半身に生じる慢性の傷害は
この過程で発生するものであることが大半を占めます

単純に老化したからと言ってしまえばそれだけのことですが
知らず知らずのうちに筋量が低下していることには日々気づかないもの
ましてや脂肪だけが増え筋量が減ることが一般的なので
多くの方が筋量の減少に気づかないまま進行するわけです

サルコペニアにかかわる問題はいくつもあります
転倒しやすくなったり骨粗鬆症との関係
当然代謝も下がりますのでそれにかかわる問題もあります

サルコペニアの行き着く先には大きな問題があることを
我々は知らなければなりません

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2015/11/01

Ukulele Dance

3
Ukulele Dance Taimane

ウクレレという楽器の印象はといえば
穏やかでのんびりした音楽のイメージがあります
ライト感覚っていうんですかね?
ところが動画サイトでタイマネ・ガードナーの演奏を見てビックリ
とにかく攻撃的というか息をつく間もなくすごいサウンドを響かせます

ジェイク・シマブクロのお弟子さんなんだそうですが
圧倒的な迫力に参ってしまいました

ミッションインポッシブルから007
スパイ映画の二大巨頭のメドレーはとても自然
レッドツェッペリンの「天国への階段」なんか彼女の魅力がにじみ出ています
聞きほれていたらいつの間にか「エリーゼのために」に変わっていきます
最後まで「天国への階段」を聴いてみたいのですが
これも彼女なりの演出なんでしょう

CDで聞くよりライブでそのパフォーマンスを見てみたいです

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