足関節
私たちが当たり前のように体重を支えている足にはこれだけの骨があります
一つ一つご紹介するのも面倒なんで割愛いたしますが
足の裏から5本の指が出ているのではなく
これだけたくさんの骨で足のアーチを作り
衝撃を逃がしています
足首にしても実に機能的にできていて
人の身体の面白さに感動してしまいます
哺乳類でかかとを地面につけるのはおそらく人間だけで
それ以外の哺乳類が歩くときは
中足骨より先で着地します
私がいつも仕事をしていると
いろいろな症状の方が訪ねてこられますが
意外に足関節の痛みって少ないんですよ
多くても一年に数回程度
間が空くときだったら何年も足関節の痛みを訴える人はいないときもあります
それでもたまに来られた時
これだけたくさんある中のどの関節
どの骨、どの筋肉に問題があるか
頭の中で想像図を描きながら施術にかかります
この関節とこの関節とこの関節という具合に
2~3種類のバリエーションを想定しながら探りを入れ
ヒットすればそれでよし
空振りだとその選択肢を排除しながら
考えを絞り込んでいきます
正直矯正術もそんなにバリエーションはないのですが
例えばカウンターストレインだとこれらの関節それぞれに対し
技法が異なるんですから記憶していないといざというとき使えません
何年も使わない技というのもたまには見直しておかないと
忘れてしまうとパニックになりかねません
最近は他所でパクッてきた技法を自分なりにアレンジしたものも
けっこう使ってますので多少バリエーションが増えたのですが
普段あまり扱わない部位だと余計に施術の組み立てに頭を使ってしまいます
たまにはそういうのも新鮮でいいんですが
結果を出さないとお話になりませんからね
たまには勉強しなおそう…
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