台風と身体
木曜日くらいから台風の影響を受けて各地で被害のニュースも入ってきました
被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます
大阪市内ではありがたいことに雨風ともに
そんなにひどいものではなく
私が一番懸念していた雨漏りもなく
無事にやり過ごすことができました
しかし台風の度にそうなんですが
今回もまた忙しくなりました
台風が身体に影響する一番の理由は何といっても気圧
普段雨の日も忙しくなるんですが
台風は低気圧のボスキャラみたいなもの
気圧が低くなれば身体に対する圧力が減るわけで
それが原因で身体中の血管は膨張するように広がります
その結果血圧が下がり身体の隅々まで必要充分な血液が行きわたらなくなります
血液やリンパの流れが悪くなると
人の身体は活動がしにくくなります
そして血液の流れは体温を維持する働きもありますが
流れが悪くなればわずかながらでも身体は冷えてしまいます
また血圧が下がると「これはマズイ」とばかりに
血圧を上げようとします
だから人によっては反対に血圧が上昇する人もいるわけです
ずっと前から毎朝体温と血圧を測っていますが
やはり平均すると雨の日には血圧が下がり気味で
体温も晴れた日より低くなる傾向がはっきり出ています
体温調節や血圧は自律神経の命令で変化するのですが
急激な変化にはついていけず自律神経自体がおかしくなってきます
台風の日にこられた方の多くは
体表面上も冷えているのでしょうが
身体の内部の方が冷えていて硬くなっているのを
触ったときに実感します
もちろん夏なんで本人さんは寒いとは感じていらっしゃらないのですが
奥の方で血液が充分流れていなくて
組織が硬くなり冷えているような身体になっています
それが原因で身体の不調として認識されているようです
あくまでも私が触った印象ですので
説明するのは難しいのですが
台風の威力を人の身体で感じてしまいます
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